戦争と製造業と官僚制のみがリアルというパラダイム

http://d.hatena.ne.jp/essa/20080223/p1
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ネットの中では、明らかにこのパラダイムに反したことが起きているのだが、
それを「戦争」「製造業」「官僚制」の言葉で語らない限り、
それが「リアル」だとは見なされない。
 
(バッサリ略)
 
「戦争」「製造業」「官僚制」パラダイムを信じる人は、
若者にこのパラダイムを受け入れさせることしか
着地点が無いと考えるのだろうが、
私はむしろ、社会全体としてこれを崩していくべきだと考える。
 
・世の中の資源は不足してない、分配が滞っているだけだ
・価値はネットワークから生まれるので、なるべく多くの資源を共有すべき
・自分が何で社会に貢献すべきかは自分が決めるべき
(自分以外には最適な答が出せない)
 
という世界に移行しつつあるので、
むしろなるべく早くこれに適応するべきだと考える。
 
というか、本当は両者をともに相対化して、
うまく使い分けるのがベストだと思うが、
まずは今通用している「リアル」という考え方を壊すのが
第一優先だと考えている。
 
これを「パラダイム」と呼ぶのは、
どちらの考え方でも、その原則に従って世界を見れば、
その原則が成立しているように見えてくるからだ。
そして、その原則を共有してない人には、
その世界が「リアル」には見えてこないからだ。
見えたとしても絶対にそれを「リアル」とは呼びたくないだろう。