CEREVO CAMの試し撮りしてみたよ。

CEREVO CAM testshot :around 10m from myroom
 庭で足下を撮ってみる。ピントは被写界深度ギリギリ…かなぁ。
 
http://cerevo.com/
株式会社 CEREVO

CEREVO CAM (ホワイト)

CEREVO CAM (ホワイト)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002X7EVJO/rhythmsift-22/
(AA)
  
 パーティー明けで、
軽く風邪気味状態の午後3時、
昨夜購入したCEREVO CAMの撮影テスト。
 
 家に無線LAN環境が無かった&出先でのユーザー登録ができなかったので、
ファームウェアは初期設定(ハードウェアリセット直後)の状態です。
(Amazonで商品を注文したときに「お急ぎ便」にしてなかったのが失敗だった…。)
 
 露出補正は撮影時にほとんど使わない&オートホワイトバランスがかなり暴れるので、
色味やガンマカーブは撮影後に「かなりいじってます」
画像評価される場合はその点をご了承下さい。
 
CEREVO CAM testshot :around 10m from myroom
 逆光がレンズに入ると、一気に露出が暗くなる。レタッチでかなり持ち上げてます。
 
CEREVO CAM testshot :around 10m from myroom
 こういうシーンを撮ると、いい「味」が出てくる感じ。
下手なシャープネス処理をかけていないのが好印象。
 
CEREVO CAM testshot :around 10m from myroom
 絞りは丸絞り、レンズフレアも円形。
 
CEREVO CAM testshot :around 10m from myroom
 42mmという画角は、50mmの標準より「気持ちワイド」な感じ。
 一眼レフやコンパクトカメラや携帯電話カメラのレンズだとなかなか無い画角なので、
初めて撮影するときは、この微妙な距離感に戸惑う人も多いのではないでしょうか?
慣れない間は、50mmよりも半歩前へ、35mmよりも「一歩下がる」と意識するといいかも。
 
CEREVO CAM testshot :around 10m from myroom
 すこしトリミング&かなり赤色かぶりを絵作りしています(w。
 
 42mmの独特の距離感は、今のカメラの人には違和感があるかもしれないけど、
トイカメラ」や「クラシックカメラ」を使ってる人には、馴染みを感じる画角かも。
 手を伸ばすと、届きそうでほんの少し届かない感じの距離感。
うまく使いこなせば、少し不思議な居心地が残るおもしろい絵作りができます。
 
 
 
 
 秋葉原へ移動して、夜のスナップショット。
CEREVO CAM testshot in Akihabara
 基本、夜のスナップ撮影での動体撮影は流し撮り推奨。
 
CEREVO CAM testshot in Akihabara
 かなりトリミング&ガンマを持ち上げてコントラストも強めにしてます。
 被写界深度は、大ざっぱにいって2mより先。
 どうやら、夜間撮影だと、ちょっとした手ブレでガクンと解像度が落ちる。
 
CEREVO CAM testshot in Akihabara
 
CEREVO CAM testshot in Akihabara
 歪曲収差は、おそらくデジタルでしっかり内部処理しているのではないかなぁ?
補正前の画像はチェックできないけど、普段使うときにはデジタル補正を気にする必要は無さそう。

 ただし、フレアやゴーストやモアレを含めて使い倒す場合には、少し注意が必要です。 
デジタルで歪曲補正すると、レンズのゴーストやフレアの形や光の質が微妙に歪むことがあります。
また、モアレを出すことを"狙って"撮影する場合は、歪曲補正がわるさをして意図したモアレがでなくなることも…。
red amore
 
 
CEREVO CAM testshot in Akihabara
winter sell
 
 
CEREVO CAM testshot in Akihabara
 白飛びは偶然というか、失敗。けど、そこからレタッチで一気に白飛びを強調するのは絵作り。
 急激な光量変化にともなうオート露出はワンテンポというか「ツーテンポ遅れる」感じ。
 個人的には、夜間撮影だとデジカメのオート露出はあまり信用していないので、
シャッタースピードをマニュアルで設定できる&ある程度の光量情報がモニターできるようにしてほしい。
ヒストグラム表示があると、大体の露出補正の目安になるので、これはぜひ欲しいところ。
 
CEREVO CAM testshot in Akihabara
 CMOSなので、ちょっと速めの流し撮りをバッチリ決めると
ローリングシャッター効果で周囲が斜めに歪みます。
 
 iPhoneのカメラ機能で色々と遊んだことがあれば、
これを使っていろいろ撮影画像を変形させて遊べるのは知ってるはず。
じゃんじゃん流し撮りやカメラトスで楽しみましょう。
CEREVO CAM testshot in Akihabara
CEREVO CAM testshot in Akihabara
 この季節に、イルミネーションを絡めて流し撮りが決まると、
やたらファンタジックでイカす絵が出てきます。クリスマス前にぜひw。
 
 
 最後に操作系の話。
geeks
 ストロボオンオフやホワイトバランス変更がボタン一発でできるのは
気が付いたらストロボがonになっていたとかの「誤操作」を誘発するので
自分としてはワンボタン操作メニューから消して欲しいところ。
十字キーと同時押しでストロボon&offだと誤操作が減ります。
逆に、露出補正はものすごく使う人なのでこの辺りカスタム可能だと嬉しい。
 
CEREVO CAM testshot in Akihabara
 
 あと、レタッチしているとき、EXIF情報があまりに貧弱なのに苦労しました。
シャッタースピードもホワイトバランス種別も露出補正の情報も画像のexifには無いので、
撮影時にどういう意図でこの明るさにしたのかがさっぱり思い出せない(泣)。
せめて、銀塩カメラのデータバック並に、シャッタースピードだけでもわかるようにして欲しいです。
 
 
 とりあえず、もっともっと色々なものを撮ってみる予定です。