デジカメ時代の「写ルンです」作る--人気ブロガーが設立したネット家電ベンチャー、本格始動

http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20374323,00.htm
CNET Japan
 
 で、上記のはてな日記の作者さんの設立したベンチャーがこちら。


Cerevoの製品は、
写真撮影からオンラインでの画像補整や写真管理までを一貫してサポートする。
AppleiPodiTunesと「ハードウェアとソフトウェア」で連携することを想定した製品であるように、
「ハードウェアとネットワーク」で連携する製品を提供することで
ユーザーの利便性を高めていくのだという。
 岩佐氏は、それまで機能の複雑だったカメラが、
レンズ付きフィルムの登場で誰でも手軽に使えるように変わったことに触れ、
「デジカメ時代の新しい『写ルンです』を作るくらいの気持ちでやっている。
デジカメのあり方を変えていきたい」と思いを語る。
 
関連リンク
直材費UPする新機能を既存商品に搭載する商品企画の通し方
キャズムを超えろ!
http://d.hatena.ne.jp/wa-ren/20080523/p1

何が言いたいかというと、
既存製品に5つ機能を追加するんじゃぁなくて、
それら5つの便利な機能が載った新しい商品を1つ創造する、
という視点でやらないといけない、ということ。
そしてそれら5つの新機能がある前提で、
デザイン、マーケティング、UIなどを作りこんでゆく。
 
そうして出来上がった商品はold generationの商品より1万円高いかもしれない。
でも、さっきの5千円は出せなくても、この1万円は出せるという人が多いはずだからだ。
 
 
おっと、じゃぁ1万円高くても買ってもらえますか、
なんて書面アンケートで聞いて回っても絶対にだめ。
そこが商品企画の難しいところで、
結局のところ「これはいける」と誰かが判断してプロトタイプまで仕上げてしまうしかない。
そこまで出来ないと、従来なかったものをユーザーが評価することは難しいからだ。