アフィリエイトの「中抜き」って、将来的にはAmazonなら結構簡単にできるのかもしれない。

http://d.hatena.ne.jp/workshop/20070905/p10
の続き。

 
そういう極端な時代が訪れたときに
(例えば)Amazonがコンテンツに求めるのは、
「そこで買い物をするとAmazonで買ったことになる場」に
人を集めることが出来る力です。
「買うつもりがなかったものを買わせる」必要はありません。
来た人に「買おうと思ってるもの」さえあればそれでいいのです。
 
 もしも、ネット上で、
「そこで買い物をするとAmazonで買ったことになる場」
に人を集める"必要が無くなったら"どうなるのかなぁ?
と妄想してみる。
 
 固定客が供給量程度に必要充分に付くとか、
あるいは希少性保持のために供給量をコントロールする必要が出るとか、
生産が追い付かずに「在庫がありません」状態が慢性的に続いてるとか。
ブランド物とか限定品だとか、
爆発的に売れてるアニメグッズなんかではよくある話。
 
 この場合は、アフィリエイトが行われていても
商品を「買う」ことができないのだけど、
アフィリエイトを貼られていることが「宣伝」にはなる。
駅前のビルボードの「シャネルやグッチ」看板に近い効果がある。

 次に気になったのが、
最近わたしのこの日記にもしばしばトラックバックが来る、
商品の記事を「機械的にまとめた」サイトに
トラックバックスパムアフィリエイトを組み合わせているもの。
スパムっぽいサイトなんだけど、SEO対策はかなりよくできてます。
 
 今のところ、これ、ゲリラ的なblog単位での仕業なんだけど、
amazonなどの大手どころのショッピングモールが
こういう仕事を(外部アプリとか、グレーに近い手法で)一気にやり始めて、
しかもこれが使い勝手がいいとなると、
ちょっと大変なことになるかもしれない。