子供だけではない、フィルタリングソフトの必要性

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/special/2007/09/10/16842.html
インターネットwatch
 


 具体的には、同社の供給する一部製品において用意している
“大人向け”のフィルタリングポリシーで、
推奨セットとして含まれるカテゴリーは、
まず「グロテスク」と「不正コード配布」が挙げられる。
 
(中略)
 
 不正コードの被害やワンクリック詐欺
フィッシング詐欺の被害を防ぐという観点で、
大人にとっても有用なフィルタリングだが、
最後に、シニアが導入する意義について考えてみよう。
 
(略)
 一方で、フィッシング詐欺については、
アクセスした銀行のサイトのURLが正規のものかどうか確認するといった
知識的な対策は、シニアには難しいのが現実だという。
「そもそも細かい字は見づらいし、
ちょっとした画面の違いに気づく能力は若い人より劣ってしまうかもしれない」。
 
 また、
「シニアの方は、インターネットの利用や技術面に関しては、
あまり自信のない方が多いのではないか」
とも指摘する。
例えば、Windows Updateの通知を装ったフィッシングメールなど、
技術的な側面で騙そうとしてくる手口に対して
「自分で知識を付けて身を守りなさい」というのは無理がある。
そういうものに対して防御するには、
何かしらのテクノロジー的な支援が必要になるとして、
高橋氏は「フィルタリングは、ウイルス対策の次に必要なものだろう」
と述べている。