しょぼい記録や、どうでもいい日常の記録、ありがちな失敗や試行錯誤や勘違いについての記録や恥ずかしい記録をずっと後から意図して集めるのはとても大変。

http://www.shippai.org/shippai/html/
『失敗学会』
 
http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/colCh.cfm?i=t_hatamura
 
http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/colCh.cfm?i=t_hatamura07
NIKKEI NET BizPlus:
『「失敗学」事始め』「第7回「『失敗学会』設立、成果を情報発信」」
 
 失敗学っていう学問があって数年前に話題になったんだけど。

 ゲームの中でどうすれば「失敗」「ミス」「ひっかけ」を誘発できるのかとか、
シミュレーション中に、どこで「躓いたか」ってのを
色々チェックすることは面白いと思うんだけど、
世間で公開されている大抵の攻略とか、リプレイムービーデータって
「成功した良いところ」「面白いもの」ばかりしか書いていないんです。
 
 2chなんかの攻略板を読むと「○○わかんね〜」とかいう情報は手に入るんだけど。
 


 私の経験から言えるのは役立たない失敗情報の記録は
原因と結果、場合によっては対策が書いてあるだけの事例集になっている。
担当者がどんなに苦労してまとめても、
後でこれを見る人が活用できなければ意味がない。
失敗をした人が自らの体験により得た多くの情報を
本当の意味で使えるようにするには
普遍的知識として一般化する必要があります。
起こってしまった失敗を自分および他人が将来使える知識にまとめる
「知識化」の作業がなされていなければ、
失敗情報は正しく伝達されない。
失敗情報の記録はおろそかにできない。
http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/colCh.cfm?i=t_hatamura06