東京国際アニメフェア2013で、シンポジウム「Tokyo Otaku Modeにみる海外アニメビジネスの可能性」を聴講してきた

Mr. Tomohide Kamei (Co-founder and CEO of Tokyo Otaku Mode : Tokyo International Anime Fair 2013
Tokyo Otaku Mode 共同創業者/代表取締役社長の亀井智英さん
  
https://www.tokyoanime.jp/office/public/symposium_detail_ja/12
ビジネスステージ詳細 | 東京国際アニメフェア2013
アニメ次世代ビジネスシンポジウム「Tokyo Otaku Modeにみる海外アニメビジネスの可能性」
 
http://otakumode.com/
TokyoOtakuMode
 

3月22日に、東京ビッグサイトで開催された
東京国際アニメフェア2013内のシンポジウム
「Tokyo Otaku Modeにみる海外アニメビジネスの可能性」を聴講してきました。
 
Mr. Tomohide Kamei (Co-founder and CEO of Tokyo Otaku Mode) and Mr. Hiroaki Takeuchi (Bull’s Eye Inc) : : Tokyo International Anime Fair 2013
「トーキョー・オタク・モード」、
日本国内ではその存在自体が(ごく一部の人以外)あまり知られていないと思われるので、
まずは最初にこちらの記事をぜひお読みください、
いろいろよくまとまってます。
 
http://www.nikkei.com/article/DGXBZO44792180Q2A810C1000000/
オタク文化を世界に、フェイスブックで600万人集客:日本経済新聞 2012年8月10日
http://www.nikkei.com/article/DGXBZO52253380Y3A220C1HR0A00/
フェイスブックで発信 オタク文化に世界がいいね!:日本経済新聞 2013年3月3日
 
Tokyo Otaku Mode : Tokyo International Anime Fair 2013
facebookでTokyo Otaku Modeをいいね!すると、
様々なオタ最新情報が画像付き英文でひたすらプッシュされてくること、
米国・欧州・アジアのオタへの知名度が抜群だと言うこと、
そして2013年3月時点でfacebookで「1,100万いいね!」を達成した
オタなfacebookページだということを頭に入れておくといいかと思います。
本社は米国デラウェア州、東京では(地名として秋葉原がある)台東区に支社を置いてます。
 
Tokyo Otaku Mode : Tokyo International Anime Fair 2013
会社立ち上げは東日本大震災の起こった2011年の3月。
そこから2年間で1,100万いいね!です。どんだけ凄いんだ!
 
3月25日にはLAWSONとTokyo Otaku Modeのコラボレーションも発表されました。
http://otakumode.com/sp/lawson
 
http://www.value-press.com/pressrelease/108954
Facebookで1,100万ファンのTokyo Otaku Mode 国内企業の海外展開、O2O戦略を全面支援へ ?ローソンとのタイアップキャンペーンを実施?
 
 
シンポジウムの内容は、有料セミナー(自腹参加)だったことや、
話題の端々にオフレコ内容も含まれていたこともあり、子細については書きません。
前半はTokyo Otaku Modeについての説明、
中盤から後半は竹内宏彰さんによる日本のアニメの
「海外でのビジネス展開」の問題点分析についての指摘と解説がありました。
 
 
Mr. Tomohide Kamei (Co-founder and CEO of Tokyo Otaku Mode : Tokyo International Anime Fair 2013
Tokyo Otaku Modeの亀井智英さんは、当シンポジウムの中で
「日本の(アニメやマンガやゲーム他様々な)コンテンツの「ファン」は世界中にいる。
その「ファン」と日本のクリエイターとの架け橋となり、クリエイターと世界のファンを繋げていきたい。
その際に、ファンの想いや期待を彼らに届けるだけでなく、
金銭的な面も含め、日本のクリエイターにどうやって還元するのかを考えている」、
「コンテンツが無いとプラットフォームは意味をなさない。
だからTOMはコンテンツ制作者がつぎつぎと作品を生み出せるよう、クリエイターへの還元を重要視してる。」
とクリエイターへの還元について繰り返し繰り返し発言されていました。
 
これは、講演を聴いてのわたしの印象なのですが…
Tokyo Otaku Modeは、海外のオタな皆さんが日本発のオタな情報に毎日触れて
いろいろなことを会話したり理解する機会を増やすための
「裾野作り・きっかけ作り・広場作り」と、
その裾野や広場に集まったものごとから出てくる力を
かなり強く意識して運営しているのかなぁと感じました。