で、そのジュンク堂の喫茶コーナーでのナンパ、あるいは唐突に出会い系。

 相席して貰った人(多分海外の日本美術研究者)が買っていた大量の本や雑誌が、ほとんど現代美術、
特にメディアアートに偏っていたセレクトだったのでさらりと話しかけると、
そこから10分ばかり話が盛り上がりました。
 
 日本のメディアアート系でどこが盛り上がっているかという彼女の問いに、
とりあえずICCとIMI*1を紹介し、
あとはメディアアートの展覧会で作者に訊けば早いと答えておきました。
適切な答えだったかなぁ?
(今考えると、岐阜のIAMASも紹介しておけば良かった http://www.iamas.ac.jp/ )
 
 関西でメディアアートと言えば、森村泰昌さんや、最近のヤノベケンジさんなどと言った具合に、
一見全然最先端のハイテクっぽくない(失礼)けど、実はメディア特性を見事に捉えて使っている作者が多い気がします。
 東大阪の町工場や、ワンダースワンを生み出したコト*2のような会社っぽいノリ。
 そういう意味では、会田誠の「一人デモマシーン」は見事にメディアアートしています。
 

*1:彩都IMI大学院スクール http://www.iminet.ac.jp/2004/index.html

*2:KOTO <株式会社コト> http://www.koto.co.jp/