PHOTOGRAPHERS SUMMIT 8 行ってきた。
PHOTOGRAPHERS SUMMIT
http://www.phsmt.net/
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110519_446837.html
スライドショーイベント「PHOTOGRAPHERS SUMMIT 8」が開催 - デジカメWatch
(よくまとまってます、お薦めの紹介記事。)
火曜日の夜は、PHOTOGRAPHERS SUMMIT 行ってきました。
今回、震災の影響でいろいろ延期したんだよな…。
大画面のスライドショーと、作家さんたちのトークと、
そして、会場脇に置かれた様々な持ち込みポートフォリオ(自由閲覧可能)。
今回、ポートフォリオの持ち込みはバリエーションはそれなりにあったものの、
前回のフォトサミや、最近色々開催されている他のポートフォリオレビューイベントに比べると
「尖った」ものは少なかった印象。それでも、やっぱり見てると面白いブックはいろいろあります。
今回の私の目当ては、クロダミサトさんと、青山裕企さんのプレゼンテーション。
クロダミサトさんの「沙和子」、
作品製作の原風景は「通学路の道端に落ちていたエロ本」に出てくる女性の裸…なんだとか
なるほど、これは確かに昭和のエロ本っぽい、これみよがしでちょっとダサ目なポージング。
(全年令向け日記にしている都合上、モザイクかけさせていただきました(泣)…
実際のスライドショーではモザイクかかってませんが、性器部分は修正で白く光らせてありました。)
会場の人たちが、外人4コマのあれ見たく、無言でぐっと作品を見ていたのが面白かった。
『SCHOOL GIRL COMPLEX』などのシリーズで、秋葉原で爆発的に売れた青山裕企さんの写真。
女子高生の記号性だけ抽出して、表現したらこうなったという話と、
女子高生?の顔を出してしまうと、その顔で見る人の好き嫌いが出てしまう。ということに納得。
今回の会場、前回のフォトグラファーズサミットに比べると、
写真を見る撮るのが好きな人(写真ファンや写真学生)の割合が気持ち減って、
写真を仕事で扱うひとや写真を撮られる撮って貰うのが仕事の人が少しふえたかなという印象。
スタイリストやモデルさん、ADや編集者さんなどが目立ってた気がする…のは気のせいかな?
その一方で、ポートフォリオコーナーでは
カメラマンの撮る独自の世界にグッと引き込むブックは少なかった印象。
あと、今回意外だったのは、「フォトレタッチャー」系のブックがなぜか1冊しかなかった。
この辺、狙ったブック作って持っていけばよかったなぁ…と後悔しています自分反省しろ(泣)。