日本橋堀留町、unseal contemporaryで開催中の激凸展、かなり面白いです。
激凸展
http://gekitotsut.exblog.jp/
会期:
3月12日〜4月9日(日・月 休廊)
開廊時刻12:00-19:00
会場:unseal contemporary
http://www.unseal.jp/
(現在ウェブ再構築中です)
出品作家
櫻井りえこ http://www.unseal.jp/artists_works/index.php?album=rieko-sakurai
春草絵未 http://www.esahamiruku.info/
横野健一 http://www.insolite-s.com/yokono.html
湯真藤子 http://yumatoko.at.webry.info/
木村了子 http://ryokokimura.com/
松山賢 http://www.geocities.jp/mt_pineart/
関本幸治 http://kojisekimoto.web.fc2.com/
礒谷権太郎 http://www.frantic.jp/ja/art-fair/101101.html
高木智広 http://www.ac.auone-net.jp/~tom/
中村協子 http://homepage2.nifty.com/hi-kyoko/
木内貴志 http://www.kiuchism.com/
天野萌 http://www.moeama.net/
花岡伸宏 http://hanaokanobuhiro.sakura.ne.jp/
堀尾貞治 http://yaplog.jp/office2001/
藤井健仁 http://www.takehito-fujii.com/work/index.html
松山淳 http://madmasmedia.blogspot.com/
"画賊 "(玉野大介+加藤遼子+maggie+吉田和夏+中田いくみ)
玉野大介 http://www004.upp.so-net.ne.jp/tamadai/
加藤遼子 http://utopia.mond.jp/
maggie http://maggieno.exblog.jp/i3/
吉田和夏 http://kagou3192.com/
中田いくみ http://abukubook.michikusa.jp
激凸展ツイッター
http://twitter.com/gekitotsu_ten
日本橋堀留町、unseal contemporaryで開催中の激凸展、かなり面白いです。
関東と関西の、バリエーション豊かな実力派の作家たちが開催したグループ展で、
出展作家に共通するポイントは、個々の作家の作品が色々平均から「突き出してる」ところ。
過剰(凸)な作品がウリの展覧会だけあって、作品展示も、
このメンバーは特定の考え方でまとまっているわけでもなく、
ギャラリーの垣根もなく、仲良しか?といわれるとそうでもなく、
制作を持続する過程で内側から押し出された過剰(凸)な作品だけが作家を繋いでいます。
絵画・写真・木造・ガラス・鉄・布・プラスチック・刺繍、コンセプチャルアートなど様々で
点数もちょっとした美術館で企画展が開催できるほどの点数。
そして1点1点の作品が、作品完成度が高く、そしてどれもこれもやたらと濃い!
技巧も凝っていて、じっくり観ると細部で様々な仕掛けが施されていて一筋縄ではいきません。
サラリと流し見るだけだとわかりにくい小技が効いていて、そういう小技は写真でなかなか撮りにくいw。
気に入った作品をじっくり観ていると、在廊時間は軽く1時間以上かかります。
バリエーションがこれだけ豊富だと、皆さんいくつかはツボにハマル作品があるはず。
展示を集団で観に行くと、「これが面白い、いやあれが好き」と好みはいろいろ別れるはず。
個人的には、木村了子さんの「四季のイケメン」が激しく好み。いや〜目の保養になる…。
作品の数が多く、比較的密に詰まった展示なので、
複数作品を見比べて、手法の違い、特性をいろいろ楽しむのも面白いです。
例えば立体作品だけでも7種類程度の素材・技法のバリエーションがあって、
使用する素材や制作手法による得手不得手、異化効果の出し方がわかりやすい。
(地震の余震対策で、一部の塑像が寝かされてます。開廊中は起きてます。)
表現にどの手法・素材を使うか迷ってる学生さんは、観るといい刺激を受けるんじゃないかなぁ…。
会期終了は4月9日。丁度学校の春休み期間がメインの開廊期間。
なるべく若い学生さん・将来美術作家になりたい人に観て欲しい作品展です。
もちろん一般の美術好きな人が観ても、凸な作家さんたちの勢いの良さを楽しめます。
…しっかり向かい合って観ると、作品群の強さに体力を消耗するので、
前もって、ガッツリ観るぞという心構えをしておくことをお薦めします。
ひとつの画廊の展示なのに、椅子に座って途中休憩したくなるほどですから…。
今回の撮影画像はここにまとめてます
http://www.flickr.com/photos/workshop/sets/72157626246799333/
gekitostu-ten (Gekitotsu exhibition : 激凸展)- a set on Flickr