西友のKY戦略がKY過ぎてちょっと怖い
http://d.hatena.ne.jp/ululun/20090421/1240273734
煩悩是道場
棚やレジの配置から感じた戦略
棚の配置も興味深くて、今までの棚より明らかに一つの什器あたりの棚数が多く、
且つ従来は柱などに配慮して設置され消費者が歩きやすく且つ選別しやすいようになっていた棚が
柱も導線も無視してまるでドンキホーテの店内にいるような圧倒的な品数を展開している。
しかもリニューアルオープン前後など
品数が足りずに棚がスカスカな儘営業を続けていた、 というのも特徴的で、
消費者の歩きやすさだとか買いやすさ以上に
商品の選択肢が多いことや、商品が足りていなかろうが
営業を継続する事こそが顧客満足を呼び込むという
戦略に出ているように感じた。
(略)
改装工事中も営業をし続けていたという事からも、
ウォルマートとしては、消費者が今までと違う事で不便さを感じる事よりも
商品の多さだとか営業し続けている事の便利さのほうが
顧客満足を与えると考えての戦略ではないか、と思った。
いずれにしても旧来型の、というよりは
日本的なスーパーとはひと味違う戦略で他を圧倒しようとしているように感じた。
西友さん、マジKYっす
今回のリニューアルに私は西友の、いやウォルマートの本気さを感じ取った。
これは周辺の商店やスーパーは半端な覚悟でいると
飲み込まれてしまうおそれがあるのではないだろうか。
とはいえ、消費者の買いやすさが無視された棚配置や、
無駄にしか思えないおもちゃ売り場など、
謎としか思えない戦略が今後どのように消費者に評価され、変更されていくことになるのかは
半年、一年と経過していった先でなければわからない事であるのかもしれない。