ES細胞論文捏造について…。

 材料工学の研究者なら、遠い昔(といっても15年程度前だけど)
常温核融合とか、常温超伝導といった話題で、
とんでもない研究費のバブルが起こったことを覚えているかと思います。
実際、自分が最初の大学の専修を選んだとき、この当時のフィーバーが
なんとなく頭に残っていた記憶があります。
 
これ、ベル研が発端になった、世界規模の壮絶な釣りだったんだけどな。
 
 あのときは、世界トップ研究所のベル研から出てきた論文ってことで
追試で論文通りのデータが出なくても、"ベル研マジック"な
特殊な実験ノウハウがあるのかもということで、
世界中で壮絶なバトル怪しいデータ発表が繰り広げられたそうです。

詳しくは、
NHKの作った「史上空前の論文捏造」というTV番組や、
J.R.ホイジンガ常温核融合の真実」(化学同人)
ISBN:4759802738
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4759802738/
をご覧下さい。
ただし、古いものなので、最新の情報は違うかもしれないです。
 
 参照:
http://www.jca.gr.jp/e07_01.html
『日本癌学会』「科学における不正行為とその防止について」
 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%B8%E6%B8%A9%E6%A0%B8%E8%9E%8D%E5%90%88
常温核融合 - Wikipedia
 
http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20050428302.html
HotWiredJapan:UCLA常温核融合成功、ただし発生エネルギーは少量