春は卒業旅行とか海外旅行の季節でもあったりする。
と言うことで、ここ数週間売場でしばしばに訊かれるのが
「○○まで海外旅行に行きたいんですけど、
変圧器とかコンセントの形状種類はどうなんでしょう?」という質問。
もちろん、売場には海外向けの
コンセント・電圧の対応表は売場にあるのですが…
この表が国別で分けられている場合は相当厄介です。
例えば東南アジア諸国*1や中国*2などのように、
ひとつの国でも地域ごとにコンセントの種類が違うケースがあって、
こればかりは、迷ったときはネットで検索してみないとわかりません。
ちなみに、先日のお問い合わせで迷った質問。
よく問い合わせのあるバリ島の電圧は200V、周波数は50Hz。
コンセントプラグは丸ピン2本足のCタイプが一般的だそうです。
様々な列強諸国の進出を許した中国に
ありとあらゆるコンセントタイプが混在するという事情も、
これを見ると歴史の必然なのかもしれません。
もともと列強諸国は自国製品を売る市場を求めてアジアに進出したのだし、
旧植民地と旧宗主国の経済的関係はいまだに深い。
コンセントの形状が宗主国に右へ倣えするのはしごく自然なことで、
様々な国の都合に振り回された中国に
様々なコンセントが存在するのもなるほどなあ、と思えてきました。
関連リンク
http://kiriusa.cool.ne.jp/living/diary/f040910.html
世界の電源事情(その2):
なぜ中国のコンセントは多様なのか(いつものきりんとうさぎ)
関連リンク:
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