小中学校(義務教育)とカメラ。

 そういえば、最近の小中学校にもPCは設置してあって、
インターネットネットリテラシーとかいう教育は現代社会でしてるのに、
メディアのひとつとして「カメラ」を生徒が使う授業はあるのかなぁ?
 多分、ほとんどないんだろうなぁ。
放送部とか写真部(中学校であったかなぁ…)に所属しない限り。
 
 実際に作れる製作機材に触れる機会がないと、
TVや写真は「撮るもの」「編集できるもの」ではなくて、
「見るだけのもの」だって感覚が染みつくよなぁ。

 例えば、部屋の広さや街の混み具合や背の高さなどは、
ズームレンズの使い方ひとつで簡単に演出できるなんてのを一度体験すると、
それだけで相当TVや写真を見る目が変わるはず。
 
 あ、思い出した。
私は小学校時代だったかな、「放送委員」をやってた時期があって*1
お昼の校内放送でラジオDJのようなことをやったり、
お昼の校内放送で好きなレコード*2
友人の持ち込んだアニメのテープを回したり、
てきとーにミキサー卓いじったりとか、
校内CATV向けのビデオ撮りとかをやっていた時期がありました。
確か、あの頃に、レコード逆回転とかいけない遊びを憶えたんだ。
当時の私が映っているビデオとか、残ってないかなぁ…。
 
っていうか、今が旬のメディア系の教育って、
機材の耐用年数の絡みもあって、
学校で行うのは相当難しいんだ。
 学校の場合、一旦公費で機材を導入すると、
完全に壊れるまで10年〜20年ほど延々と使い続けることはザラ。
学校の築年数(25年程度)=使っている据え付け機材の年数ってことも多い。
(だから、私物の機材やPCの持ち込みが横行することになる。)
 
 その地域のCATV局とか、学校付きのカメラマンが
授業に参加するとかして体験学習させることはできないのかな?
 
関連リンク:
【匠のデジタル工房・玄人専科】 : 初級編:
学校教育におけるデジタルカメラ
http://pchansblog.exblog.jp/2407016/
 

*1:当時、給食を集団で食べるのが大の苦手だったので、放送室の中で個食できるのがかなり嬉しかった記憶がある。

*2:CDプレイヤーはまだ設備としてなかった