「古さ」ってのをまだまだなかなか味に出来ないのがプログラムの世界。

 定番の「枯れた*1」codeはあるけど、
「ヴィンテージ*2」のcodeってのは*3滅多にない。
 常に最新ヴァージョンを使うことを推奨されるか、
Winnyセガサターンドリキャスみたく頒布停止になるか。
 
 
 これで問題になりそうなのが、
プログラムの基幹エンジンが勝手にバージョンアップする状態での様々なこと。
例えば、Web2.0を使ったよしなしごとや、
Googleを素材や道具のひとつとして使ったメタ調査や
いわゆるGoogleの「例外処理」を使った遊び*4とか。
例えば、キーワードヒット数の比較調査をgoogle経由なんかで行う場合。
Googleがバージョンアップで「変わる」ことで、
結果にGoogleの側の変化のフィルターがかかってしまう。
 
 たとえば、一昨年夏ぐらいの(古いバージョンの)Google検索エンジン
今のデータ、例えば「よゐこ "PCエンジン"」を検索してたいと思っても、
Google内にある古いバージョンのGoogleエンジンを今のユーザーは利用できない。
ここ数年での「よゐこ "PCエンジン"」のキーワードのヒット数の増減の理由が
Googleのエンジンのバージョンアップ」によるものなのか、
それとも「ネット上のデータ全体の変化」によるものなのか、はっきりわからない。
(これ、Webアーカイブ使うって解決法もあるかもしれないけどな。)
Googleの中の人は、こういう調査が即可能なんだろうけどなぁ…。
 
 来年のエイプリールフール辺りに、これやってくれないかなぁ?
 初めの頃のGoogle機械検索エンジンにこっそり入れ替わった
スパムサイトが大量に出てくる、"Google 0year ver."とかw。
 

*1:バグが出尽くしている故に、安定していて更新がほとんど止まってる

*2:時代の問題による品質差やエラー的なもの(ノイズ)が残っているけど、それがある種の味になって愉しまれる

*3:擬人化されたMeたんという圧倒的例外を除いて

*4:ヒット件数2〜3個のキーワードを探すとか。