シェアを拒否する身体感覚とmobile2.0、鍵はエビちゃんの歩き方

http://d.hatena.ne.jp/essa/20060327/p1
アンカテ(Uncategorizable Blog)
 
 このエントリー、すごくおもしろいんだけど、
essaさん独自の「鍵はエビちゃんの歩き方」ってのが
すごくすごく重要なポイントです。
思わずPCの前で「あ〜」と言ってしまった。
参った、さすがessaさんだ。
 
こういうところの勘がすごくいい。
  


ケータイ族には強烈にシェアを拒否する強い傾向があって、
これは技術では絶対乗り越えられない壁だと思う。
 
(中略)
 
そして、ポイントは、ケータイ族がシェアを拒否するのは、
思想ではなくて彼らの身体感覚であるということ。
 
 それで、気になるのが(これを言うと相当読者を失うかもしれないが)
エビちゃん」っていう人。あの子、可愛いしセンスもいいけど、
モデルなのに歩き方が変だと思う*1
あの歩き方が可愛いと思う若い人の身体感覚には、ついていけない。
全くの独断と直感のみで言うが、身体感覚として「シェア」を拒否する感覚に、
そこが関連しているのではないだろうか。
 
 しかし、「シェア」、つまり、誰もが見える所に
情報や意見や情念を置くというのは「公共性」というものの原点である。
すなわち、「シェア指向」の消滅=「公共性」の消滅であって、
これはいいんだろうかと、どうしても思ってしまう。  
 
 「素晴らしい」ことよりも「かわいい」ことの方が受ける日本と、
パワフルでダイナマイトでなければ生き残れない米国の大きな差かなぁ?
 
 
 そういえば、携帯電話からだけ2ch見ている人も随分増えたなぁ…。 
 

*1:すいづたくみ注(にしては相当長いけどw):「エビちゃん」はモデルだけど、どちらかというと「読者モデル」に近い印象を与える、タレント的なモデル。かつてのスーパーモデルブームの頃のようなナオミ・キャンベルなどのモデルと今の「エビチャン」は方向が色々違います。言ってみれば、エビちゃんの存在って、料理とかの世界におけるマーサ・スチュワートみたいなブレイクスルーで、だからこそ、そこに注目したessaさんは面白いんだ!