なぜ音楽はセンス競争が一番強力に働くのだろうか?
http://d.hatena.ne.jp/kanose/20050623#musicsense
ARTIFACT@ハテナ系
ここの書き方だと、
一番センスが悪いといわれるのは、
何の系統もなしに音楽を聞くことなのだろう。
また一番強力なセンス競争は「好きなもの」より
「嫌いなもの」の表明かもしれない。
なんでも手当たり次第にあるもの全部聴いて出す人ってのは
センス勝負だと「評価されない」んだろうなぁ。
となると、まさしく私の音楽の聴き方ってのは「センスない」。
けど、その手当たり次第の雑食*1ノリが、
私のなかでいう「イカス音楽」の中では必要不可欠で、そういう雑食から来る音が、
例えばReadymadeやTransonic*2やレコード店「円盤」絡みのレーベルの
パーティーが持つ麻薬的な面白さだったりします。
こういう盤をここから持ってくるのかぁ〜という
ギリギリアウトレベルの強烈さ*3は、
やはりこうやって普通はありえない異文化交流をしないと生まれない。
ほら、おしゃれって、過去の規範(code)の固まりのようなものだけど、
新しいおしゃれは傍目から見ると結構ギリギリのところばっかりだし。
そこでやりすぎで外すか、ギリギリで踏みとどまるかは紙一重。
好き嫌いしてたり、ジャンルを「センス」の一言で選り好みしている時点で
全く新しいイカス音楽に出会う可能性はやっぱり狭まる。
iPodもいいけど、そういう意味で私の場合、(ネット)ラジオの方が好みです。
もしくは、知らないクラブで踊ってみるとか。
まあ、そういう場当たり的戦略は効率は悪いけど。