新宿歌舞伎町シネシティ前広場で開催された野外アニメソング&クラブミュージックパーティー『Re:animation』で踊って撮ってきた。最高!

Re:animation
新宿歌舞伎町、シネシティ広場前で、ダンスダンスダンス!
 
http://reanimation.jp/
Re:animation リアニメーション公式

http://twitter.com/reanimationjp
Re:animation (reanimationjp) on Twitter
 
http://reanimation.sblo.jp/article/42257300.html
2010.12.23 歌舞伎町シネシティ広場の1日(フォトレポート)
【Re:animation -Rave in 新宿歌舞伎町-】公式blog
 
http://reanimation.sblo.jp/article/42247615.html
旧コマ劇広場を800人以上が埋め尽くし
UST越しの2200人とテクノとアニソンに熱狂する衝撃映像(笑)
【Re:animation -Rave in 新宿歌舞伎町-】公式blog
 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20101224/CK2010122402000034.html
東京新聞:歳末、新宿にぎわう アニメソング響き若者ら元気に踊る:東京(TOKYO Web)
 
http://www.ustream.tv/recorded/11669107
12月27日放映のUstTodayの録画:
特集内容のひとつがRe:animation(だいたい24分くらいから始まります)
http://usttoday.jp/archives/511
予告:「UstToday」vol.35 FM福岡「ちんさやRT 」ちんさん、
「Re:animation-Rave」インタビューほか
UstToday
 
http://kabuki-cho.blog.so-net.ne.jp/2010-12-25
歌舞伎町の中心から、Merry Christmas!!
歌舞伎町るねっさんすBlog by てらたにこういち
 


久々にシネシティ広場が人で埋め尽くされた景色でした。
TMO(区主体の街づくり組織)の誘致ですが、
これまでのイベントで最も成功したいいイベントだったと思います。

http://kabuki-cho.blog.so-net.ne.jp/2010-12-25
歌舞伎町の中心から、Merry Christmas!!
歌舞伎町るねっさんすBlog by てらたにこういち

 
http://yaplog.jp/terata/archive/491
新宿歌舞伎町シネシティ広場「Re:animation 」:: TERA-WEB☆別館
(当日のパノラマ写真があります、これはすごい!)
  
12月23日、祝日昼間にも関わらず部屋に引きこもってレタッチ作業していたら、
twitter上に、とある見覚えのあるURLが流れてきて、
これをクリックすると新宿歌舞伎町のど真ん中、しかも見慣れた旧コマ劇場前広場、
そして画面には後藤王様のDJがwww、
  
ちょ、これ現実の光景なのですか?これは行くしかない!
 
「40秒で支度しな!(ラピュタ)」とばかりに、大慌てで撮影機材を担いで、新宿歌舞伎町まで移動。
(クラブ撮りではなく、昨日使った美術品撮影装備のままだったので予想外の大荷物…。)
Re:animation
  
 音が鳴ってる会場で、お酒飲んで、カメラ持って撮影開始
…気が付くと、選曲の好み*1がそれはもうバッチリだったので
いつの間にか撮影すっかり忘れて踊ってるしwwwこりゃ楽しすぎる。
 
 気が付くとパーティー終了までに450枚ほど撮影してました。
どんなパーティーだったか…撮った写真や参加した皆さんのtweetなどを見れば一目瞭然です。
とにかく色々盛り上がりすぎて、楽しかった〜と絶叫するしか言いようがない!
 
Re:animation
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 当日は、800人以上がこの広場に集まって、
歌舞伎町シネシティ広場周辺のコンビニでお酒の棚が軒並みスカスカになるほどお酒を飲んで、
ダンスフロア前方の皆さんはモモーイでEXEって、MOTTO!!MOTTO!!で飛び跳ねて、
ダンスフロア後方では数十人が一斉に「なのは」に合わせてオタ芸打って、
そしてそして、これだけの数の人々がフィーバーしていても、
警察消防などへの抗議も、要救護で運ばれた人の数はゼロ人だそうですよ、ゼロ!
素晴らしい運営のパーティーでした。
(注:公式twitterから会場警備担当者の当日の感想についてのリンクが貼ってあります。必読)
 
Re:animation
 
 いや〜とにかく色々と、何から何まですごかった。
今回の「Re:animation」、今の秋葉原で同様のイベントを開催するのは、
場所の確保とか、音周り周辺対策とか、地域団体の強力なサポートとか、
飲食物やお酒の持ち込み周りとか、盛り上がりの作り方とか考えると、
多分色々不可能だわ。色々ショックです。
 
 
 エンターテイメントの街、新宿歌舞伎町の底力を見せつけられました。
撮影していても、色々と完全に敗北宣言。最後は完全に流されてしまいました。
 

*1:アニソンはもちろん・テクノ・ハウス・ドラムンベース・ハードロック〜プログレっぽいJazz・ゴリゴリのサイトランス・ベースライン・そしてikzoの「俺ら東京さ行ぐだマッシュアップなど…クラブ15年選手の自分も納得できる、これぞ新宿!という選曲が多かった。

新宿歌舞伎町のど真ん中でアニソンでガシガシ踊りながら、色々考えてみた

 
 普段、歌舞伎町でいろいろスナップ撮影していて、見慣れたこの広場も、
好きな曲でダンスしながら眺めるとなると、世界の光景が一変!
気が付くと周囲にはアキバ周りで知った顔の友人の笑顔もチラホラ。
中には、数年ぶりに新宿歌舞伎町に足を踏み入れたという友人も。
 
 新宿東口のゲーマーズはいつの間にか移転してしまったし、
テクノ系有名DJがよくプレイしていた新宿リキッドルームなどのクラブも壊滅。
ここ数年で、オタ系の出来事で歌舞伎町に来たことで思いついたのは
数年前の新宿LOFTでのロマンポルシェperfume最終ライブくらいかなぁ…。
映画の舞台挨拶狙いとか、つき合いの飲み会とか、吉野家で牛丼食べる以外では、
夜の街撮りスナップ撮影する以外に滅多に来ないんだよなぁ…。
 
 新宿西口〜南口周辺には、オタ系ショップやカメラ系ショップが色々あるけれど、
あそこはなんだか「用事を済ませるための街」って印象があって
夜明かしする気分の街じゃない。
新宿西口は、22時を過ぎると、どこかに移動するための小休止の街で、
飲み明かしたり語り明かしたりするなら歌舞伎町〜ゴールデン街なんだよな、自分は。
 
 
 ちょっと長いけど、
歌舞伎町を長い間ウオッチしているフリージャーナリスト
てらたにこういちさんのblogの文章を引用しておきます。


レイブの客層は、多くが20~30代のごく普通のサラリーマン。
つまり繁華街が最も求める市場です。
しかし、彼らは今、歌舞伎町に普段からやってきますか?答えはNoです。なぜなのか?
(略)
一般飲食や映画産業のマーケットが縮小したからこそ、この街は疲弊したのです。
(略)
サブカル市場の街、と一言でいえば歌舞伎町はそういう街なのですが、
風俗産業はあくまでその一部であって、メディア的には扱いが多いとしても、
マジョリティは実は時代ごとに大きく変化してきている。
歌舞伎町に遊びに来そうな人たちがどういう層なのか、
街の人たちにはかなり大きな勘違いがある。
話は元に戻るが、社会生活の中でストレスを発散する場が
時代の流れでどんどん減っていくなかで、
では、歌舞伎町はその受け皿となりうるか?そういった場を提供できるか?
未来の歌舞伎町の運命は、まさにその部分にかかっている。
ニーズのない商売を「わが道を行く」じゃないが、いくら必死に続けても、
時代を読めなければ必ず滅びます。
 
(略)
市場の中心がどこなのか、
メディアや表層の話に惑わされることなく商売をする上で、
コンテンツの趣向はどこに向けるべきか?
食いつきやすいところに食いついて、本来軸足をおくべき部分をおざなりにしてませんか?
と投げかけているつもりです、ご理解を。
 
(略)
時代と照らし合わせば、
どういうときに歌舞伎町のような繁華街が賑わったのか、
見事に合致していることに気づくかと思います。
さて、新宿区行政は、警察と話し合いながら、
その中でも徐々にシネシティ広場を人が集まれる空間にしようと、
不器用にではあるが、そこを努力してきている。
これは、シネシティ広場の閑散たる姿を活性化という意図ではなく、
ある種の象徴的場所としての意味があるのでしょう。


http://kabuki-cho.blog.so-net.ne.jp/2010-12-25
歌舞伎町の中心から、Merry Christmas!!
歌舞伎町るねっさんすBlog by てらたにこういち

 
 会場となっているシネシティ広場の周囲は、
コマ劇場の閉鎖を筆頭に、ここ数年で色々と様変わり。
で、今は大規模再開発(計画の)停滞点にいる感じ。
 
 これは、今の私が新宿と秋葉原を同時に大量撮影し続けている理由のひとつで、
どちらの街もそれぞれ気に入ってる場所があって、使い分けている理由のひとつです。
 
 この広場周辺の大規模再開発計画が本格的に発表され・始動すると、
これからの新宿歌舞伎町がエンターテイメントの街として目指していく方向は、
グッと特定方向にシフトされるはずです。
 
 そういう意味づけで考えると、
今回の「Re:animation」の大成功は影響力がありそう。
初回の開催でシネシティ前広場に800人以上を集め、
次回(絶対あるよね!)の開催時にはリアル入場者も1000人超えそうな予感。
(そうなると今度はシネシティ広場から人が溢れてしまうかもしれない(汗)。)
 
 
 漠然とした、なんとなくの個人的な印象ですが、
2010年代のオタク文化でも、特に音楽と視覚の世界は、
「毎日、どこかで数千人が大規模ライブ感」に
一気にシフトしていきそうな予感がします…します、
が、今の秋葉原にはその受け皿ができてない。
 
例えば、毎週末に、
立飲食・飲酒・そしてダンス&オタ芸などが思う存分可能な
800人〜1000人が現実空間に収容可能なライブスペースと、
その後に数百人がその日の思い出を噛みしめながら飲んで騒いで色々語って
翌朝まで親交を深めるべくところまで面倒を見切れる場所が
秋葉原にはまだ今のところ存在しません。
(そして、今のところ出てくる気配は少ないです)。
 
 萌える街やこだわりの街としての秋葉原は安泰かも知れませんが、
熱くたぎる衝動を、大人数のお祭り騒ぎで日々ドサッと一気に発散できる場所として、
秋葉原から中央線で20分かからない新宿歌舞伎町界隈は、
この辺のスキマに上手いことはまり込めるかもしれません。
 
 

(そうそう、少し余談ですが)アキバで最近みかける行列について。

 
ここ数年、アキバで開催されるイベント会場の光景で
建物外や路上での長い行列を見かけることがめっきり増えてきました。
AKB48のイベント日に京浜東北線ガード下沿いなどに延々と路上に続く行列が代表的。
秋葉原で開催される大きめのオタ系物販イベントでも結構見かけます。
この行列、イベント盛況の宣伝効果は視覚的に抜群なのですが…
度を超えた行列は、商売としては、あまり誉められたものではありません。
 
 この行列、ひとたび"秋葉原の街単位での商売"として見方を変えると、
>長期間並ばないと、特定のイベントに参加できない。
>その間はお客さんは列からほとんど動かず、モノが買えない
>つまりお客さんが列に並んでいる時間は秋葉原の街にはほとんどお金が落ちてこない
>(個々の売場では「せっかく並んだのだから、その分目一杯買おう」とする)
>並びが終わって商品を大量購入したら疲れ果てて、その足で帰宅してしまう。
>(っていうか一秒でも早くハァハァしたい…)
という大きな欠点があります。
 次々とハシゴする回遊型消費の楽しさこそが、
細々したお店が大量にある秋葉原のような街の楽しさで、活気の源なのに、
気が付くとこの手のイベント物販がワンストップ消費になったというか、
コンサートの物販のような、周囲にお店が無い場合の商売になってしまっている。
 
 アキバのイベントでの長すぎる行列は、お客さまの秋葉原界隈回遊をストップさせます。
パッと見の宣伝効果はあるし、個々の商売では「囲い込み・ついで買い」のメリットはありますが、
秋葉原の街全体での消費行動を考えると、かなりの見えない損失があるのではないでしょうか?
 

冬コミは31日東ホール ヒ-05bでいろいろやってます。

今回の冬のコミックマーケット、新刊落としました、出せません(泣)。
けど、あと3日あるし、ペーパーとか突発コピー本くらいは作りたい。
 
 そのかわり、
私が撮影で関わらせていただいたミニコミ、同人誌の委託販売を充実させています。
ひとつは、Parsleyことふじいりょうさんのミニコミ『箱[HA-KO]』
Parsleyさんは当日会場で販売を手伝って貰います、会場で握手!


『箱[HA-KO]』では「東京=世界最先端PLACE!」として、
『MOGRA』(アニソン・ボーカロイドDJ が集合するクラブ)・
『NEW TYPE』(男の娘カフェ&バー)・
『café 801』(BL本を5000冊所蔵するカフェ)の三店舗をフューチャーしていきます。
 
はっきりと言いたいのが、この三店舗が、
今の日本のハイカル・サブカルオタク文化全てをひっくるめた先端に位置しているということです。
コンテンツでなく、なぜ「空間」なのか。
それは、この本をお読みになってのお楽しみ、とさせてください。


http://yaplog.jp/parsleymood/archive/934
ミニコミ誌『箱[HA-KO]』刊行のお知らせ

 

『東京=世界最先端!』 by Parsley
■『MOGRA』特集
・グラビア/店舗紹介
・DJシーザーのセットリスト
・DJ修行中。Masaoの機材リスト
・コラム:『「実験場」MOGRA』 by terasuy
■『NEW TYPE』特集
・グラビア/店舗紹介
・どうすれば茶漬けさんになれるの?? -イラスト:吉川にちの-
・コラム:『"男の娘"と"女装子"の「差異」』 by 大山くまお
 
■『cafe 801』特集
・グラビア/店舗紹介
・ぶどううり・くすこ先生のオススメ作品
・コラム:『空間としてのcafe801』 by 吉本たいまつ

■3店舗キーパーソン対談
D-YAMA(MOGRA)×茶漬け(NEW TYPE)×まこ(cafe801)

http://yaplog.jp/parsleymood/archive/940
『箱[HA-KO]』目次公開

 
 
もうひとつは、
充実したインタビュー内容が素晴らしい「奇刊クリルタイ5.0」。
http://khuriltai.readymade.jp/top/?p=46
「奇刊クリルタイ5.0」頒布のお知らせ
 
特集は「インターネットと人」ということで、
佐々木俊尚さんのロングインタビュー、
松永英明氏さんのネットの歴史語り、
早川大地氏(東京エスムジカSweet Vacation)の音楽とネットと東京の関係など
読み応えのある記事内容盛りだくさんです。
そして、ネットDJ座談会ということで、
今の東京クラブ音楽シーン最先端のひとつMOGRA周りの人々へのインタビューも。
 
奇刊クリルタイ5.0は、電子書籍版のお試し版もあります
http://p.booklog.jp/book/15275
khuriltai | ブクログのパブー
 
 アキバ系の新しいことや、インターネットカルチャー関係に興味がある方、損はさせません。
冬コミ3日目は戦場ですが、ぜひぜひ私のブースへご来場くださいませ。
 
 夏こそは、秋葉原な写真集出すよ、絶対!