PENTAX K-3レンズキットで、紅葉の始まった高尾山をいろいろ撮ってきた、とりあえず30GB程度ほど。
http://www2.ocn.ne.jp/~takao-vc/02takao/0206arukikata01/0206arukikata01.html
高尾ビジターセンター -高尾山の紅葉-
PENTAX デジタル一眼レフカメラ K-3 ボディ ブラック ローパスセレクタ 最高約8.3コマ/秒・最大約60コマ高速ドライブ -3EV低輝度対応 15532
- 出版社/メーカー: ペンタックス
- 発売日: 2013/11/01
- メディア: Camera
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紅葉の始まった高尾山に登って写真を撮ってきました。
なにか秋っぽい写真を、とりあえず撮っておきたいなぁと思ったので
(…う〜ん、いかにも安直な口実の、撮影遠征という名のサボりですね(汗)。)
秋葉原から高尾山口駅までは、JRと京王を乗り継いで片道530円、
乗換の時間を含めても、だいたい1時間ちょっとで到着します。
正午過ぎの高尾山登山口、予想していたよりも紅葉してました。
11月中旬から12月始めまでが紅葉観光のピークだそうです。
登りでは、途中まで時間短縮のためにリフトを使用しました。片道470円。
リフトからの眺めはかなり良かったです。特にカップルの方はリフト利用を強くお勧めします。
リフトを降りて、登山開始!
この時期の高尾山の登山道は、平日にも多くの人が行き交います。
混雑する週末を避けて登ったのですが、登山道の狭い場所ではしばしば上り下りのすれ違いのために待ちました。
11月1日から12月1日までは、自然研究路6号路が混雑対策のために登りのみの一方通行になってます。
http://www2.ocn.ne.jp/~takao-vc/
高尾ビジターセンター:自然研究路6号路の登り一方通行のお知らせ
山腹の展望台からの、東京の眺め。奥の方には東京スカイツリーもぼんやり見えます。
上記写真の一部分を等倍切り出し。
帰宅した後で撮影画像を等倍でチェックすると、思わず笑ってしまうくらい、ふもとの建物群がよく写ってました。
たとえば、この写真の中心部を切り出すと、こんな感じ。
道路の合流部にいる誘導員の立ち姿勢がわかったり、合流部のガードレールが事故でどう凹んでいるのかがわかります。
ローパスレスの感光素子故の像のシャープさと、約2400万画素の高画素数をうまく併用すると、こういう記録撮影ができるのは便利です。
PENTAX ズームレンズ 防滴構造 DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR Kマウント APS-Cサイズ 21977
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少し絞り気味で使えば、中心部はズーム倍率の割にかな〜り良く写ります。
特にワイド気味〜中望遠までの性能については、キットレンズとしては値段の割には優秀です。
だいたい80mm程度までは少し絞り気味で使うことを意識しておけば大丈夫。
しかし、そこから望遠側にぐいっと伸ばしていくと
…四隅(の一部)の画質が弱くなる傾向があるかもしれませn。
かっちりと絞ればある程度は解決するのですが。
望遠側で、写真の四隅にもかっちりした像がどうしても欲しい時には、
思い切って相当ガッチリと絞ってから撮るか、あるいはK-3の高画素数を活かして
少しワイド気味に撮影しておいて、あとで必要な部分だけをトリミングで切り出した方がいいかもしれません。
繰り返しになりますが中心部の描写は、高倍率のキットズームレンズとしてかなり優秀です。
気持ち絞って、気になる被写体を中心に置いて撮ることを心がければ、様になる写真が撮れます。
レンズ一本で換算28mm〜200mm超の画角が得られるのはなかなか便利ですし、
この価格で簡易防滴が付いている高倍率ズームレンズはなかなかありません。
地味に嬉しいポイントが、ズーム全域での最短撮影距離が約40cmとなかなか近いこと。
400g程度とかなり小型軽量で、そして「これ一本あればだいたいの場面が記録できる」ので、
登山や長距離サイクリングなど、持ち運ぶ荷物をできる限り軽くコンパクトにしたいときの記録用には
かなり有力な選択肢の一本になるでしょう。
実際、今回の高尾山登山の間、下山するまでずっと首からさげていても苦になりませんでした。
登山開始から90分程度、午後2時前には山頂に到着できました。
平日にもかかわらず、青空の見える山頂には数多くの登山者が…あれ、青空が真っ白に…
人に露出を合わせて撮影したら空が思いっきり白飛びしてました(汗。慌てて、手持ちHDR機能で撮影やり直し。
HDR撮影の効果で、なんとか青空と雲のデータが残るアガリに。
(本来は青空が残る露出で撮影して、撮影後に地上の暗部を持ち上げるのが正解ですが…ズボラなので。)
K-3のHDR撮影機能、まだ自分は試行錯誤段階でうまく使いこなせてませんが、色々面白い使い方が出来そうです。
平日に高尾山の山頂に登って驚いたのが、若い女性の登山者がかなり多いことと、そして外国人登山者の多さ。
山ガールの増加やミシュランへの掲載などが影響していると話には聞いていましたが、ここまでとは。
山頂はとてもカラフルな山服の方がいっぱいで、そして大勢の人の話し声でとても賑やかでした。
山頂の紅葉は…もう少しすると落葉が始まりそう、今週来週が見頃かな?
麓より少し値段が高いジュースを飲んで、山下り開始。
(手持ちHDR撮影をしています。細かくチェックするとカメラの前後ブレの影響で連写合成が少しだけずれていますね…)
下りは、なんとなく地図を見て「稲荷山コース」を選んだのですが
…このコース、普段運動不足の自分にはかなりハードな下りでした。
元は林業用の尾根道で、岩や木の根が露出している地点も多く、下り続けているとかなり膝や足腰にきます。
そして約3キロの道のりには、途中でトイレ休憩できる場所がありません。
(稲荷山コース中腹のトイレは老朽化のため今年4月から使用できません。)
高尾山の登山道の中では結構しんどいコースなので、観光登山客の利用数も比較的少なく、
それ故に、撮影はおちついてじっくり撮りやすい道かもしれません。
この時間帯からは日が傾いてきたので、撮影には一脚を多用してます。
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今回は撮影機材をなるべく軽くするためにあえて一脚だけを持って行きました。
暮れ時の撮影では、K-3の高感度性能と、かなり強力に効く手ぶれ補正機能に助けられました。
午後4時過ぎに無事下山。疲れました…。
空はうっすらと赤味ががってました。次回は稲荷山ルートは避けよう…。
普段から運動不足で、しかも山登りは数年ぶりのわたしでしたが、
今回の高尾山登山では、軽くてよく撮れてよく写るK-3レンズキットにかなり助けられました。
明るい時間帯なら、少し絞り気味の手持ち撮影で山道のいろいろな光景が気軽に撮れて、
日が少し陰ってくる時間帯でも、K-3の高感度+手ぶれ補正に加えて一脚を併用すればかなり撮れます。
倍率が高いズームレンズなので、基本レンズ交換せずにこれ一本でいけるところも便利ですし、
天気の変わりやすい山では、防滴のボディと、簡易防滴・防塵が効くズームレンズはなにかと心強いです。
そして、光学ファインダーを覗いて撮るのは、山のような遠景を撮影するときだと、特に楽しいですわ!
撮影した写真の量は、下山した次点でとりあえず30GB程度ほど。
…で、来週辺り、もう一度どこかを撮りに遠征行こうかな…と、考えてます。
今回の高尾山登山で撮影した写真はこちらにまとめてます。
13 Nov. 2013 : Mt. Takao photos (with pentax K-3 lens kit.) - a set on Flickr :
http://www.flickr.com/photos/workshop/sets/72157637652403055/
すべてK-3のカメラ内生成のjpegで、一部の写真でK-3のHDR撮影機能を使ってます。