TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARDの公開ポートフォリオ審査観てきた…グランプリ…ではない受賞者4名。

 
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決定!「フォトアート」の新時代来たる!!PHOTO AWARD 受賞者決定! | TOKYO FRONTLINE
 
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TOKYO FRONTLINE:TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD 2011 by amana group
 
3331アーツ千代田で開催されていた、東京フロントライン最終日。
TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARDの公開審査をみてきました。
Tokyo front line
 
Tokyo frontline amana photo award
 
 今回、作品内容などについての感想は一切書きません。
 
 え〜、今回の公開審査、基本審査過程をただ公開してるだけで、
審査過程を観衆に公開しているが故に生じてくる独特の緊張感は、残念ながら極めて少なかった。

冒頭で篠山紀信さんが
「作品の悪いところは、色々心の中で思っていても、これだけ周りに人がいるから言わないよ」と咬まして、
後藤繁雄さんは会場からのustreamtwitterは禁止ですと釘をさして、
そこから熱気を帯びた審査員同士の大賞選定を巡る激しい取っ組み合い殺し合いが始まるのかと思いきや…
…公開審査ではいわゆる「グランプリ」は決定せず、受賞者4名が決定、
そしてこれから4名に展示をやってもらってそこでグランプリ決定という、
いろいろと後を引く展開に。
 
 う〜ん、公募の時点では公開審査の「ポートフォリオ」だけで勝負して、
展示無しでグランプリを決めるという予定だったのになぁ…。
そもそも次の展示審査の時にはマルース・クライネンさん(Form magazine)は居るのかな?
 
この「TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD」、
コンテンポラリーフォトの「ブックメインで」勝負できるスタイルと言うことと、
秋葉原にほど近い3331アーツ千代田で開催されるということで
私自身も、twitter+α*1でソーシャルかつ日本独自の仕掛けを施した
自作のアナログブックをアワードに出そうか迷っていたのですよ。
(このブックの驚きは、展示では多分体験できないと思います…。)
いや〜こんな展開になると予想していたら絶対出せなかった。
…初回は様子見して、出さなくて正解だった。
 
ということで、このネタは夏コミで使うか…。
 
mirrorball
公開審査の後半は、
ぼーっと天井のミラーボールを眺めている時間が長かったです。
明るい場所で回り続けるミラーボールに映り込む、会場の様子は観ていて飽きなかった。
 
で、ソーシャル成分がいろいろ足りなかったので審査会終了後、即地下鉄に飛び乗って駆け足で向かったのは…原宿〜神宮前のスプツニ子展!
 

*1:詳しくはないしょ…今は日本にしか存在しないインフラ・システムを使った展開です…