新宿のM2 galleryで開催中の、坂口トモユキさんの痛車写真展「Ita☆Sha乙」みてきた。

Tomoyuki Sakaguchi photo exhibition "Ita-Sha Otsu" at M2 Gallery, Shinjyuku
4つの壁面のうちの1枚。黒バックに浮かぶ痛車が美しい。
 
新宿のPlaceMの下の階新しく出来た「M2 gallery」で開催中の
坂口トモユキさんの痛車写真展「Ita☆Sha乙」を観てきました。
 
 痛車オタク文化などへの知識が薄い人でも、視覚的に楽しめます。
最近の現代美術、特に『非西欧圏の現代美術』に強い関心のあるひとならかなり色々楽しめて、
そして現在のアートの立ち位置についても色々と考えさせられる写真展です。
 作品作りに対する考え方や、今、痛車を撮影している理由なども
…作品をちょっと観ただけでは気付かないほど…かなり深いところまで掘り下げていて、
いろいろ話し込んで、ギャラリーに2時間近く滞在してしまいました。
 
福岡アジア美術館とか、国立民族学博物館で開催される企画展とか好きな人は、ぜひ行くべきですね。
(そうそう、坂口トモユキさんは「大辻清司実験室デジタル保管計画(仮)」にも参加されています
大辻清司実験室デジタル保管計画(仮)
http://tsakajp.blogspot.com/2009/09/blog-post.html )
 
 もちろん、オタの人が観ても、とても楽める素晴らしい写真です。
社内に置かれた小型フィギュア1体の表情までわかるほど超高精細に撮影されているので、
巨大写真に圧倒されるるがままに、かぶりつくように眺めるべし!
自分は…自分は…なのは『おぱんちゅ号』(´Д`;)ハァハァ <自重しろw。
 
http://m2.placem.com/schedule/2010/20100914/100914.php
会期は9月14日から、9月23日まで。
9月20日(敬老の日)に、作品製作と痛車に関するトークショーが開催とのことなので、
作品コンセプトなどの話しも出てきそうだし、ぜひ聴講に行きたいです。
 
 
関連するリンク:
前回のPlaceMでの痛車写真展です。
http://d.hatena.ne.jp/workshop/20090514/p1
坂口トモユキさんの写真展『Ita☆Sha(仮)』いってきた。