企業広報で4時間で誤りを対応修正出来るのは「ものすごく早い」とみなされる、通常の場所では。しかしここはtwitter。
(はてブ指摘でちょっと修正かけました、情報thanks!)
http://twitter.g.hatena.ne.jp/maname/20091017/1255703245
ハッシュタグ「#au2009」競合問題に見るKDDI広報の対応の不手際さ
- さまざまなめりっと - はてなグループ::ついったー部
ハッシュタグ被りやハッシュタグの「誤読」や
非公式ハッシュタグの問題はtwitterの信頼性に深く関わる問題点のひとつで、
ここの根本的な解決方法は、多分まだないのかもしれない。
先日のwish 2009では、公式ハッシュタグの＃wish2009が、
会場内外のもの凄い数のpostで世界ランキングトップ規模でbuzzってしまい、
そこから日本語がわからない人たちに年始のハッシュタグ「＃wish」*1の復活とに誤読されw、
そこからさらに誤読された＃wish2009タグが世界中で利用されてさらにbuzzってしまいgdgdになった。
これはbuzzったのがwish 2009終了直前だったのと、うまく転んで会場も爆笑してた、微笑ましい例。
(追記:これは会場イベントがほぼ終了だったのと、日本語圏の壁でgdgdにならずに済んだのが理由。)
昨日のTweetup Tokyo 09 Fallでは、開会宣言時まで公式ハッシュタグが公開されずに、
ユーザーが便宜的に＃Tweetupとか＃tt09fとか付けて対話していた。
で、公式発表されたハッシュタグはこれら2つとは異なる＃twup09で、最初少しgdgdになったり。
今回のKDDIの場合は、ハッシュタグの登録制システム(＜ココ訂正しました)登録チェックシステムを多分知らなくてポカしたんだろうけど、
怖いのが、そこから活かすべきハッシュタグの（意図した状態での）「乗っ取り」をしでかすところだったところ。
今回は(大企業にしては)修正が早くて、被害が小さかったから良かったものの、
数時間遅れていたら＆周知が遅れていたらめんどくさいことになる可能性があった。
(追記:AUのアレは、元の当該イベントと期間的に被る可能性が大きかったのとか、
企業公式で「このままいっちゃいます」宣言してしまったのが大失態」。
あそこで、"う〜んちょっと対策考えるので一旦使うの保留"しとけばココまで行かなかった。)
今の所、twitterのハッシュタグは、まあ足りてる状態だけど、
このままだと使いやすい短いハッシュタグは早晩枯渇する可能性も。
140文字の制限にも絡むだけに、今後どうするのかなぁ？
10月17日追記しました:
ハッシュタグについて。twitter公式な「登録」サイトってのは、どうやらないみたいです。
けれども、非公式ながら、主だったところでは、
http://hashtags.org/
#hashtags - What's happening right now on twitter
だとか、色々なサイトで、ハッシュタグを大量にまとめた情報があるし、
「基本はまずぐぐれ」ば重複していないか結構チェックできる。
(hashtags.orgを見ると、もう既に色々先行登録され過ぎて、結構荒れているんだよなぁ。)
基本は検索色々かけて、使われているのか・今激しくアクティブなのかDeadなのかを調べてみるしかない。
…やっぱり短いハッシュタグだとgdgdになりそうだなぁ。
http://twitter.pbworks.com/Hashtags
Twitter Fan Wiki / Hashtags (英文ですが、まとめとして良くできてます。)
もひとつ。
これは政治イベントとか宗教イベントとかで起こる可能性が多々ある。
偶発的にハッシュタグが被るのではなく、
意図的にぶつけたり、既存のハッシュタグにたいして書き込みを行うという
妨害行為も容易に行えるという問題もあります。
例えば、イベントを妨害するために、イベント開始とともに
嫌がらせ投稿を大量に送る事も出来てしまいます。
(略)
Twitterを使う場合、イベント運営者側はTwitter上で何かを制御できるわけではないので、
妨害行為を防ぎようがありません。
様々な企業がTwitter上でハッシュタグを使い始めていますが、実は結構あぶないと思います。
http://www.geekpage.jp/blog/?id=2009/10/16/1
Geekなぺーじ : Twitterハッシュタグは誰のものか？
追記の追記:
ハッシュタグのゆるふわだけどなんかそこそこ程良く機能してる感じについて
ちょっと長い文章だけど書いてみました。
http://d.hatena.ne.jp/workshop/20091017/p1
