スピードとシェイプアップとデザイン・そしてコンセプト固め。

http://d.hatena.ne.jp/teruyastar/20090912/1252703154
http://d.hatena.ne.jp/teruyastar/20090912/1252706152
デザインの極意(1)(2) - teruyastarはかく語りき
 
 面白いエントリー。しかし。この手の「速度競争」を一旦本気でやらせたら、
日本の企業は最適化に血道を上げて、ものすごく効率的になることは周知の通り。
多分、キモはそこじゃないんだよなぁ…。
 
http://d.hatena.ne.jp/kei_kei/20090911/1252691188
http://d.hatena.ne.jp/kei_kei/20090913/1252839100
日本メーカーの製品デザインがいまいちな原因(その1)・その2 - あんだあどらいぶ


逆にコンセプトが明確にあれば、
そのコンセプトの実現のために良いザインが必要だということも明確になるだろう。
元記事にあった、「デザインより優先されるものがたくさんある」というのも、
コンセプトが明確になっていない、コンセプトが共有されてない、というのが一因にあるように思う。
 
コンセプトを製品に携わる全員で共有できれば、
先日の記事であげた制約のいくつかは解消されるのではないか。
経営陣、デザイナー、開発、設計、製造、営業など、
すべてのセクションでコンセプトが共有されていれば、
それを実現させるために協力する意識も生まれるのではないか。
であれば、制約を克服するための努力も生まれるのではないか。
 
そう考えると良いデザインの製品を出すためには、
製品のコンセプトが明確になっていることと、
それを全員で共有していること、が必要なんだろう。