デジタル家電向けCPU、国内勢が規格統一へ

http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=AT2G02001%2003092009
 
 ソースが日経なんでwいろいろ子細が気になるんだけど、
笠原博徳さんの研究室のwebサイトを除いてみたところ、
省電力マルチコア組み込みLSI向けのいろいろな開発が主なようです。
(シングルコア向けプログラムを自動でマルチコア対応にするマルチグレイン自動並列化コンパイラとか…)
 デジタル家電向けということなので、HDD(SSD?)レコーダーや新型ハイビジョンTVや
ハイビジョンビデオカメラ・一眼レフカメラなどが対応商品なのかな?と察せられます。
 
 …気になるのは、日本"以外"の組み込み業界で
この手のチップが使われることになるだろうかと考えると、今の所かなり微妙そうなところ。
 ARM系などの過去の莫大なプログラミング資産の流用や、
世界中でよってたかって行われる莫大な開発能力やらを考えると、
基礎性能は凄いが、コストやら世界戦略を考えると…つぶしが効かないので高く付く危険もあります。