「後ろ」の次は「高さ」の音場表現。

http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20090706_300402.html
ドルビーの立体音場技術「プロロジックIIz」を聞く -AV Watch
 
 これ、映画はもちろんだけど、ゲームだと非常に効果的。
デスクリムゾンでおなじみ「上から来るぞ、気をつけろ」は
視覚だけでなく聴覚で体感できるのは素晴らしい。
 


ここで、5chのパワーアンプを切って、
AVアンプから出力されるハイトチャンネルだけの音を聞いてみると、
こうした小さな効果音と微細な街の軋みなど
“雰囲気”としか言いようのない音しか入っていないことに驚く。
しかし、それが実際に適用され、7.1chで再生されると
確かな広がりと高さ感が感じられるのが面白い。
 
 人間の、音による空間認識能力は、「フルに発揮されると」もの凄くて、
視覚障碍者の話を色々うかがうと、聴覚だけで、かなりの3D空間を認識している。
没入型のFPS視点ゲームやCGベースの映画や、実験映画だと、
使い方次第でものすごく面白いことになりそう。