分散型チャイナ・グレート・ファイアーウォール

http://bobby.hkisl.net/mutteraway/?p=404
 


チャイナ・グレート・ファイアーウォールという言葉を聞いたことがありますか?
中国ではインターネット上のトラフィック(メール、ウェブなど)を
公安警察がリアルタイムに検閲している事は、わりと広くしられていますが、
実際に見た人はめったにいないはずです。
最近、これの分散型マシンが出来上がり、
インターネットでつながっている企業へ、
公安警察が強制的(押し売り)に取り付けさせています。
今日は、そのマシンをご覧下さい。
(中略)
うちのエンジニアに聞いたら、
このマシンには直列挿入型(WANとLANのポートがある)と
並列挿入型(LANポートのみでADSLのハブポートへ並列接続する)があるそうです。
どちらを選ぶかはユーザー企業が自由に選択できるそうです。
値段は1万元くらいするそうですが、もちろん設置する企業側が自費負担(買取)するそうです。
 
機能としては、どうやらトラフィックの記録らしいです。
特定のキーワードを検出すると自動的にレポートを公安へ送るようになっているのか、
あるいは公安側がリモートで接続して、ログを定期的に吸い出すのか、
「取り説」が付属していないので、その辺のところは何ともいえません。