「その写真が一番近いのはカメラ雑誌のカメラ紹介記事の中の作例ではないか。」

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武田徹オンライン日記2008年 1月25日(金)21時57分50秒
　
　植物図鑑ではなく、作例なのだろうか？
　

下北沢シネマアートンで「カメラになった男 写真家 中平卓馬」を観る。
(中略)
カメラとレンズのプロモーションであり、商業写真の典型である作例写真と、
私的な撮影行為の典型である中平の写真という
対極に位置する写真が巡り巡って似てしまうところは面白い。
そこには「写真」を考える「裂け目」のようなものが確かにあると思うのだが
「悪趣味」はその裂け目を発見できるか。