「途中で引っこ抜いたり差し直したりしても、エラーするわけでもなく、何事もなかったように映像が流れつつける。」

http://blogmag.ascii.jp/kodera/2008/01/25202809.html
デジタル技術の基本的な相違 - コデラノブログ 3
 


今皆さんの身の回りにあるデジタル機器は、
放送技術から派生したものと、通信技術から派生したものが混在している。
PC関係のものは、通信から派生したものが多いはずだ。
例えばUSBやSATAなどは、お互いが繋がる前からデータをまき散らしたりしない。
ネットワークケーブルなども、もちろんそうだ。
 
一方でi.LINKHDMIなどは、放送流の技術であろう。
途中で引っこ抜いたり差し直したりしても、
エラーするわけでもなく、何事もなかったように映像が流れつつける。
 
放送というのは、
デジタルになってもアナログ流の発想からは逃れられていない。
実時間かけて転送などというのは、
通信的な発想で言えば、非効率であるのだが、
そういう意識が持てないのである。
 
 こういう"感覚"をもつTV放送ならではの利点を
積極的に打ち出せるコンテンツってなんだろう?と考えると、
延々とだらだら続く雰囲気が独特のバラエティ番組か、
あるいは3分コンテンツの連発乱れ打ちだと思った。
 
 そう考えると、やっぱり24時間ニュースを流すCNNが、
物量作戦としてはかなり最強クラスだよなぁ。