大画面TVは、さらにモニターに近付いていく。

http://japan.cnet.com/blog/kenn/2008/01/17/entry_25004207/
MacWorld Expo 2008の真打ちはApple TVだった
島健太郎 / Kenn's Clairvoyance - CNET Japan
 


そして極めつけのキラーアプリは、写真です。
(中略)
「こんなに撮影しても、見ないなら意味ないよなぁ」
と、ちょうど思い始めていた頃でした。
 
ところがApple TVでは、
「直近12ヶ月以内に撮影した写真を、ロック系の音楽をBGMにしてランダムに再生」
という風に、
iPhotoのスマートアルバムとiTunesのスマートプレイリストの機能を組み合わせて
自由自在なルールで再生方法を指定することができます。
写真データはiPhotoライブラリと自動的に同期してくれるので、
何一つ特別な操作はいりません。
デジカメからiPhotoに写真を取り込むだけでiTunes経由で無線で同期してくれて、
しばらくするとテレビ上で写真の「ながら視聴」ができるようになるのです。
それを眺めていたら、
「えぇーこんな写真も撮ってたんだ」という嬉しい驚きもあります。
さらに、スクリーンセーバーにある複数の写真が
同時に画面上にふわっと浮かび上がってくるエフェクトは圧巻です。
 
 こういう写真の楽しみ方があるんだ、ということは、
個人的には革命的な発見でした。
 
ライブラリ丸ごと持ってきてシャッフル再生というのは、
まさにiPodが音楽にもたらしたのと同じ種類の革命です。
デジカメのSDカードを挿せるテレビとか、そういうのは昔からありましたが、
それってSDカードのMP3プレイヤーみたいなもので、全然ピンとこなかったのです。
でも、Apple TVはそういうものとは何かが根本的に違っていました。
 そうか、写真はもっと自由にどんどん撮っていけばいいんだ、と、
写真を撮るということに対するアティテュードまで変わってしまったように思います。
 
 ここでのポイントは、
ライブラリ丸ごと持ってきてシャッフル再生
をエレガントにこなすには、TVだけではまだまだ能力不足なところ。
 
 最近のネット接続できるDVD付きHDDレコーダーには
USB端子やSDカードスロットが付いているから
これでCDから音楽も録り溜められるようになれば
音楽付きのスライドショーなんて簡単にできそうだけど…。

 なぜ、DVD付きHDDレコーダーとネットオーディオ機器の間で
USB接続による楽曲転送や映像転送はなかなかおおっぴらに出来ないんだろ?
(ソニーのHDDレコーダーとPSPでは確かできた記憶があります)
 最初にしっかりとしたを作っておけば、
パソコン無し+GUIで色々出来そうで、パソコン音痴な人にも色々便利だろうに。
音楽絡みの著作権料とかの絡みで、家電メーカーには簡単にはできないのかなぁ?