家電製品と、アメリカ市民生活のファンタジー。

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漫棚通信ブログ版: ブロンディの成功と失敗
 


本書で大きな部分を占めているのが、家庭電化製品への憧れ。
敗戦→アメリカのどこに負けたのか→アメリカの科学に負けた
→日本の進む道は科学立国にあり
→ブロンディにも科学=電化製品があふれているではないか。
また女性側から見ると、
日本の民主化には婦人の地位向上が必要
→家庭生活の合理化→家庭電化製品の普及を。
 
 アメリカ、民主主義、科学、家庭電化製品、
これらが一体となって『ブロンディ』のなかに存在していたのですね。