後藤重治のPC周辺機器売場の歩き方:最終回:リアル店舗は滅亡に向かうのか

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ただ、大手メーカー寡占の動きの影で、
通販や卸主体の販売ルートに特化した小規模メーカーが
続々出現している事実も見逃せない。
こうしたメーカーの多くは、
かつて大手メーカーに在籍していた社員が主体となって
立ち上げられているケースが多い。
そして彼らは、販売店との直接交渉を避けることで、
応援販売やリベートといった「火の粉」がふりかかるのを回避している。
 
 彼らによって、
リアル店舗による販売数量重視のビジネスモデルではなく、
限られた資本と人員による利益重視で事業を回していく
ビジネスモデルが構築されようとしているのである。
ひょっとすると、こうした動きにこそ、
今後の販売店とメーカーのあり方についての
ヒントが隠されているような気がする。