「努力が強いられてはならないが、努力は報われなければなるまい。」

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/1020/config129.htm
山田祥平のRe:config.sys : パーソナルコンピュータを使っていますか


 コンピュータは、もっと人に優しくならなければならない。
誰にでも操作ができて、その能力を最大限に引き出せるような工夫が必要だ。
それは確かに真理である。
けれども、その「誰にでも」には、
コンピュータに精通したユーザーも含まれなければならない。
現実問題として、同じハードウェアを使い、同じOSを使うことが強いられる以上、
パワーユーザーだって手厚く扱われたいのだ。
 
 今週開催されたWPCのフォーラムで
「ユーザーの不満を解消する新世代PCの可能性」と題する
パネルディスカッションを聴講したのだが、
パネラーの1人であるインテル吉田和正共同社長のコメントに、ちょっと感動した。
吉田氏はこう言ったのだ。
PCはユーザーの努力の結果が報われる希有な存在だと。
その通りだと思う。
努力が強いられてはならないが、努力は報われなければなるまい。