映画「臺灣資料〜アサイカメラとその他の短篇」

http://illcomm.exblog.jp/3822112
イルコモンズのふた。


約1万7千点の民族誌的記録写真のなかから、
約300枚ほどのスチル写真をえらびだし、
それにサウンドトラックをつけた16篇からなる五部構成の映画です。
その写真が撮られた1930年代、
まだ「映画」が「活動写真=モーションピクチャー」と呼ばれていたことにちなんで、
静止した記録写真を活動的に動かして見せるという
プライマルな方法でつくった実験的民族誌映画で、
映像的特殊効果は同じころ、
エイゼンシュタインやヴィゴたちが使っていたモンタージュ以外は何も使ってない、
40分間のスロームービーです。
 
(中略)
 
使用した楽曲は、シューベルト、グリーク、シューマンラヴェルで、
中でもとびきりロマンチックなピアノ曲
意図的に選んでサウンドトラックにしているので、
通常そうした楽曲を挿入することがタブー視されている
民族誌的ドキュメント映画の常識に慣れた目や耳からすれば、
問題視せざるを得ないところがなきにしもあらずで、
場合によっては公開が途中で打ち切りになったり、
サウンドトラックが消えたりする可能性もなくはないので、
関西方面にお住まいの方は、ぜひ、お早めにご来場ください。
特に毎週土曜日は、小・中・高校生は入場無料なので、
ぜひ、土曜日に。
 
関連リンク:
http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/taiwan/
国立民族学博物館|企画展
「臺灣資料展─一九三〇年代の小川・浅井コレクションを中心として」
 
 
 これ、かなり気になります。
 無理して夜行バスで往復して大阪まで行くべきだろうか?