『「自分より大きい」…これが映画の定義である。』

http://blog.livedoor.jp/hesalkun/archives/50557583.html
九州帝國ブログ板:私を映画に連れてって


頭部が爆発して脳漿が飛び散ったりする気持ちいい映画なのだが、
とにかくマイケル・アイアンサンドという俳優の顔が素晴らしすぎる。
この顔!この顔を映画館のスクリーンで観たい!
等身大の人間よりも、自分よりも巨大な映像を、
匿名の集団とともに、暗闇で観ることの不安や快楽よ…!
(中略)
考えるに、ベンヤミンが近代の都市から拾い出そうとした
「遊動空間」というのは、映画に関して言えば
画面の大きさとやはり関係があるような気がするなぁ。
非常に単純に、スクリーンに映る顔の、
その目と鼻の間の空間の広さが
「遊動空間」なのではないか、と…。
 上記エントリーとの関連で。
 自分より大きいものを作ろうとすること・体験しようとすることが、
構造的に、特定の階層に寡占されてしまう世界ってのは、
やはりやばいことだと思う。