ヘッドフォンの普及による音楽の音の作り方の変化

 


詞、メロディー、アレンジ、演奏 更に付け加えると 音圧は 
ミュージシャンの主張の重要な要素の一つだったのです。
気持ちの良い音楽を楽しむということは 音圧を感じることも含んでいました。 
ですから私達は ステレオオーディオ装置を 重低音を よりよく再生する高級なものに 
少しずつ買い換えていきました。
 
ウォークマンが世の中に登場して 音楽をヘッドフォンで聴くようなスタイルが主流になったら、
音圧の意味が無くなります。 
耳が耐えられる音圧には 限度がありますから どうしたって、音量を調節しなければなりません。 
というよりも 体で感じさせる重低音の必要がなくなって 
耳だけで気持ち良く感じられる音作りを 目指すようになるのが 自然です。
 
で、スタジオでの音作りに 変化があるのかどうかを レコーディングエンジニアに 質問しました。
 
ミュージシャンは 「ユーザーは ヘッドフォンで 音楽を聴く」というスタイルが 
主流になっていることを知っているので、最近は中低域をベースに音の組立てをすることが増えています。
という答えを得ました。
 
そういえば最近のバンドの音は「なんだかサラサラしているな。」と感じていたのですが、
そういうことだったのです。

http://d.hatena.ne.jp/marusan55/20060729
丸山茂雄の音楽予報 - ウォークマン その2

http://d.hatena.ne.jp/marusan55/20060727
http://d.hatena.ne.jp/marusan55/20060729
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丸山茂雄の音楽予報 - ウォークマン
http://d.hatena.ne.jp/marusan55/20060801
丸山茂雄の音楽予報 - 昨日の続き
 

 (小型)ヘッドホンとスピーカーと音圧の話。
3日目の喩えのキレ方には爆笑しましたw。そしてコメント欄にさらに爆笑w。

音圧云々ってのは、一度でも気持ちいい重低音を体験すると意識が変わると思うんだけど…。
気持ちいい重低音を作るってのはお金や手間暇や、ご近所対策の手間がかかるからなぁ。
若者向けのアーティスト向けのライブやクラブが、気持ちいい音環境になると変わるはず。
(昔、コンサートの警備のバイトをしたことがあるけど、相当音がひどい事例もあった。)
 
 ここ数年、高級(高額)ヘッドホンの売り上げが妙にいいんで、
レゲエやR&Bやクラブミュージックがエロく聞こえる、気持ちいい低音が出る
安価な装置ってのも確実に需要はありそうなんだよなぁ、デジタルアンプを使ってのセットで。
あと、DVDの5.1chサラウンド環境をフルに使った映像付きの音楽DVDとか。
 
 ヘッドホン的なダンスミュージックの天才としてのsuzukiskiさんと、
今、一番イカレ系の音を出しているらしいハードコアバンドStruggle For Prideを挙げておきます。
両極端だけど、ある意味とても面白い組み合わせかと。
suzukiski:ozma
asin:B000GALDI2
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000GALDI2/

Struggle For Pride:YOU BARK WE BITE
(初回限定盤)(紙ジャケット仕様)(DVD付) [Limited Edition]
ASIN:B000EWBSGO
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情報元:
http://d.hatena.ne.jp/kanose/20060804/headphonesound
ARTIFACT@ハテナ系:ヘッドフォンの普及による音楽の音の作り方の変化