「君が代」替え歌だって。そんなん今までゴロゴロありそうだけどなぁ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060529-00000000-san-soci
http://www.sankei.co.jp/news/060529/sha009.htm

http://d.hatena.ne.jp/Wata_harawata/20060529/1148927004
情報元:lifelog @ はてな出張所 [Fuck,電気用品安全法]
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20060529/p1 
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 流行歌や社歌や軍歌や学生歌だって
この手のもじりはゴロゴロあっただろうし*1
最近だと空耳アワーとかMADムービーなんてのもある。
歌(メロディ)と発声される音(おん)と歌詞(意味)は
常にある程度の流動性を持っているし、
集団で歌を聴く・歌うことには常にこういう危険性がある。
 
 ただ、今回はこれが国歌だったので、
相当話題になっただけというだけのこと。
ゲンズブールだって、フランス国家を題材としてるでしょ、確か。
 
 そういえば、替え歌の多くはパロディとか批評性とか
ある種のイデオロギー発露装置として機能することが多い。
 
そもそも、学校教育で教わる、
日本語に訳された欧米の唱歌も、
元になった歌と歌詞の内容が大幅に異なることが結構あります。
 
 明治時代に、それまでの邦楽*2と異なる西洋音楽の理論を、
「日本語」という元歌と異なる言語を使いながら
本の学校教育に取り入れるために作られたものだし、
その背後には西洋文化(洋才)、特にハーモニー感とかビート感を
音楽を介して子どもたちに教え込むという流れがあったらしい。
 


産経新聞が取り上げることでさらに流布している替え歌です。
もともとそれほど流布していたろうか。

成城トランスカレッジ
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20060529/p1

 
 あと、90年代の「小室ファミリー」の誰だったっけ、
安室奈美恵さんか、華原朋美さんだったっけ、globeの人だったかな、
スタジオで、渡された歌詞を歌うときには、
「何も考えてないようにしている」と言っていたのを少し思い出しました。
それよりは、「替え歌」の方がまだまだ愚直な方法だと思う。
 

*1:特に、軍歌の替え歌ってのは相当な数があって、その一部は現在の「応援歌」として使われているし、「ドリフの大爆笑」のメインテーマとかも軍歌「隣組」のもじり。そういえば、ドリフと軍歌とか軍ネタって相性がいいよなぁ。

*2:広義:民謡など含む