US-VISITとJAPAN-VISITを結ぶ入管生体情報

http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/9ef564885df741578140e33449809c7b
保坂展人のどこどこ日記
 
 なるほど、すごくわかりやすい展開というか、
出入国管理のシステム構築の会社はまんま米国と同一で、
その流れは「最初から決まってる」ってことかぁ…
 
 しかし、そこで10万円入札ってのは
マンガみたいなわかりやすい手法でボロを出すんだなw。
 


アクセンチュアは、アメリカでUS-VISITを手がけておりまして」
という答弁だった。
日本が2番目に導入するわけだから、アメリカしか該当国はない。
ところで、なぜ10万円なんだろう。
いくら経験があるとは言っても、
年間750万人の外国人の指紋・顔写真の採取とイミグレ版ETCのような
「自動化ゲート」の実験となれば、どう考えても10万円はないだろう。
その謎を解くヒントが次に記載されていた。
 
(中略)
 
 調べてみると、同社は現在、
日立製作所が閉鎖系のレガシーシステムで構築してきた
出入国管理局システムの「刷新可能性調査」(平成16年・5880万円)を受注して、
平成17年1月に「出入国管理システム刷新可能性調査報告書」を発表している。
さらに、アクセンチュア社は、同調査を土台にした
「最適化計画」を(平成17年6月・9492万円)で受注している。
「最適化計画の仕様書」には、
「入国管理局出入国管理情報管理室ならびに、
IC旅券など認証システム試行運用及び自動化ゲートシステム実証実験(仮称)の
受託業者に対して、適宜助言を行う」と書かれている。
この9492万円の契約を結んだアクセンチュア社が、
3カ月後にたった10万円でこの業務に自分で名乗りをあげた。
助言どころか、自社を指名したことになる。
 
さらに、アクセンチュア社は
「 次期登記情報システム開発に係るプロジェクト統合管理支援業務(法務省民事局)」
「検察総合情報管理システムのシステムテスト,導入等作業(法務省刑事局)」
も請け負っているということもわかった。
バミューダに本社置くアクセンチュア社は、
私たちが知らないうちに、法務省関係だけでも、
「登記」「検察」「入管」のデータベースに深く関与し始めている。
 
(中略)
 
なるほど、目から鱗だ。
日本が、第1号の実施国となるためには、
US-VISITと対になったJAPAN-VISITなければならないし、
アクセンチュア社が唯一無二の選択肢ということになる。