「作品にはこだわりを持って」ゲームフリーク吉田さん

http://www.gpara.com/contents/creator/bn_225.htm
Gpara.com クリエイターズ・ファイル
 PCエンジン全盛期のころ、高校生だったそうで、
今から考えるとかなり痛い笑い話ですけど、
こういうことって、結構色々と影響するんだよなぁ。
 


 僕がゲーム業界への道を志したのは、高校2年生の時だったと思います。
当時PCエンジン全盛期で、毎日バカみたいに遊んでいましたね。
それこそ、寝てるか、ゲームしてるかってくらい(笑)。
そんな中、テレビ番組のあるコーナーで
札幌のハドソン本社社内の作業風景が映し出されていました。
ボーっと観ていると、ハドソンの社員の方が衝撃の一言
「ゲームが大好きで、やる気のある人、僕たちの仲間を待ってるゾ!」。
それまで、テレビゲームをつくる仕事の存在を知らなかった僕は、
「大好きなゲームを仕事にできる」とその番組終了後、興奮状態でしたね。
「待ってるゾ!」と言われたのが自分の事だと思ったのか、
興奮が収まらずハドソンさんに電話してしまいました。
「あのー…、ハドソンで働きたいんですが…。ゲーム大好きなんですが…」
今思うと恐ろしくイタイ人ですよね。
そんな僕にも、ハドソンの方はきちんと対応してくれました。
「ちゃんと大学や専門学校を出てから来てくださいね」と。
その優しいお言葉から僕のゲーム業界への道が始まりました。