「行政処分を止める方法は現実的にはない。(中略)現実問題として現場の警察官の判断による取り締まりに納得の行かない場合は、その場で争うしか方法がないのだ。」

http://allabout.co.jp/auto/autosupply/closeup/CU20060415A/index.htm
納得出来ない取締に免許を出してはいけない:All About
 
 警察官の言い方として、「本来なら○○なのですが…といって」
サインとかを迫ったり、免許証の提示を求めるケースってのは結構多いです、
これは経験上。
 これ、"納得いかない場合"は、免許書も出してはいけないって話。
交通取り締まりだけでなく、他の様々な場面でも役立つかも。
 特に、ここ最近、路上での色々な取り締まりが、
カメラバックとか大荷物を持って歩いてると多いそうなんで…。
特にアキバとかで。
  


その時、私に対して取り締まりを行なった警察官も同じことを言って、
私に免許証を出すように再三にわたって説得してきた。
「とりあえず反則キップを切るので納得行かないなら署名しなければいい」
と言うのである。
さらには「本来なら140km/h以上だが、139km/hで済むのだから」と。
 
ではなぜ私は免許証を出さずに争ったのか。
 
裁判を行なえば罰金や反則金は支払留保のままで争える。
ところが行政処分は流れ作業で執行されてしまうのである。
つまり争う以前に点数が加算され、場合によっては免停や免許証取消にもなってしまう。
その時の私の免許証は綺麗だったので139km/hのままで素直に処分を受ければ違反点数3点。
この3点は反則キップが切られると自動的に手続きが進み、
キップにサインをしなくても点数が加算される。
 
反則金は支払拒否によって処分留保することが可能だが、
行政処分を止める方法は現実的にはない。
この横暴を行政処分を執行する部署に問いただすと
「異義申し立てすればいい」とか
「例えば免許証停止などで休業損害を受けたなどの実害があったら
国家賠償訴訟を起こしなさい」などと言われる。
 
免許証取消になった場合でも
異義申し立てがマトモに取り合ってもらえない実情の中で、
3点を消すための異義申し立てが通るものだろうか。
通るとしても無駄な努力、空虚な行為となる。実害はないのだから。
反則金の支払を巡って検察庁と争っているうちに3点は消えてしまうかもしれないし、
場合によっては免停の引き金になるかもしれないのに・・・
 
現実問題として現場の警察官の判断による取り締まりに納得のい行かない場合は、
その場で争うしか方法がないのだ。
免許証を渡してしまえば「とりあえず」キップをきられて
行政処分されてしまうと思って間違いない。
情報元:『昨日の風はどんなのだっけ?』
http://d.hatena.ne.jp/toronei/20060421/J