今年はタダ、協力費を…リサイクル市にPSE余波

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060402-00000501-yom-bus_all
読売新聞
 
 東京農大の「リサイクル市」。
ことしはちょっと特殊なスタイルになったそうです。


 しかし、「PSEマーク」のない家電製品の販売を禁止する
電気用品安全法の猶予期間がこの日切れたため、
主催団体は、マークのない中古家電を無償で譲渡し、
「協力費」をカンパしてもらう苦肉の策をとった。
 
 経済産業省は、マークがない製品を、
法の対象外となっているレンタル扱いにし、
レンタル期間終了後に自主検査でマークを取得することで、
販売を事実上認める方針に転換した。
しかし、「自主検査を前提としていない場合は違法」
(同省製品安全課)。
 
 リサイクル市を主催した学生サークル「ごみダイエットNOKO」は、
今回、中古家電220点を集めたが、うち8割にはPSEマークがなかった。
このため、サークルは「適法となるための自主検査をするのは難しい。
かといって販売すれば違反となる可能性がある」
(浅野健児代表)と判断したという。
 
 ただ、無償譲渡では、製品回収のガソリン代などに充てる運営費が出ないため、
「市の運営に対する『協力費』」をもらうことを決定。
1日は価格代わりに製品に張られた「協力費」を全員がカンパした。
 
 冷蔵庫と家庭用ゲーム機を800円の「協力費」で入手した
同大農学部3年の堀内政誌さん(21)は
「マークがなくても、使えるなら気にならない」と話していた。
 個人売買ではない、生協などの団体が主催するイベントなので、
取り締まり対象になるんでしょう。ともかく、とんだ災難でした。
っていうか、色々考えてもやっぱり変だよPSE法