ハッカーとフリーソフトウェアがベネズエラを救う

http://0000000000.net/p-navi/info/news/200602220502.htm
P-navi info


この1月からベネズエラでは新しい自由なソフトウェア法が施行され、
2年間で全ての政府機関が自由なソフトウェアを使用することになるという。
(中略)

ベネズエラ革命はおそらくコンピュータ・ハッカーにより救われた
歴史上初めての革命であり、それが政府が特に行政における
自由なソフトウェアの利用の促進を大切にしている理由のひとつである。」
(中略)

SAIC職員たちは国外に逃亡したのだが、
同時にPDVSAの全てのパスワードを変更し、
全てのコンピュータ・サーバーの遠隔操作を持ち去った。
チャベス大統領の政府が降伏すれば、彼らは数ヶ月以内に復帰すると考えていたため、
コンピュータのデータを破壊せずにおいた。
 
PDVSAの基盤の多くは
マイクロソフト・ウィンドウズを基としたサーバーの下で機能しており、
マイクロソフトSQL〔データベースを操作するコンピュータ言語〕のような
専有のデータベース・ソフトウェアを使用していた。
情報工学の管理者らは、石油労働者の一群が彼らの計画を挫折させることができるとは
予想していなかった。他ならぬその石油労働者が、現地のコンピュータ・ハッカーと共に
力を尽くすことで、重要なコンピュータ・サーバーの確保に成功し、
そうすることにより石油施設を救った。」

( 「自由なソフトウェア革命、ベネズエラに到来」
(デヴィッド・シュガー〔David Sugar〕;2006年1月9日)より、太字は引用者による