視覚発達障害という、私も初めて耳にした用語について。

http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/searchdiary?word=%2a%5b%bb%eb%b3%d0%c8%af%c3%a3%be%e3%b3%b2%5d
 
http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/20050902/1125638322
「読み書き障害と「目」-テレビばかり見てるとバカになるか?」
『Tech Mom from Silicon Valley』
 


文字を追って目を動かす筋肉の未発達や、
左右の目をコーディネートする力の不足などから、
文字を読むのが苦痛だったり、
読んだものがきちんとプロセスされず理解できない、
目と手のコーディネーションができず字を書けない、
という症状を持った人があるという。
その症状の記述に、我が息子はぴったりである。
 
(中略)
 
なぜ増えているか。それは、目の発達する時期に、
テレビやコンピューターを見過ぎるからだ、とある。
確かに、同じ距離にある2次元の小さい画面で、
動くものをじーっと見ているだけだと、遠近の調節や
自分の力で目を動かして文字を追うことができなくなる、というのは説得力がある。
遠くを見たり、3次元の遊びをしたりする必要がある、ということなのだろう。
 
そう考えると、テレビやコンピューター
(そして、また反論されそうだが、ゲームも含む)ばかり見ていると、
「バカになる」という話、あるいは「ゲーム脳」の話は、
そう言う意味で「間接的に」正しいのかもしれない。
直接脳がおかしくなる訳ではないが、目の発達が阻害され、
その結果「成績が悪くなる」場合がある、ということはありうるかもしれない。
 
もちろん、科学的にどの程度実証されているかは知らない。
また、同じことをしていても近眼になる人とならない人がいるように、
テレビを見なくてもなる人はなるのだろう。
 
 視覚発達障害は、訓練することで症状はかなり改善するようです。
http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/20050908
「ビジョン・セラピーその後-行く手に光明が」
 
http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/20051010/1128897398
「ビジョン・セラピー開始3週間」

目の訓練といっても、目だけでなく、
全身のバランスやコーディネーションの練習もする。
例えば、棒を水平に持って、床に引かれた線の上を
足を外股や内股で前進・後退したり、
不安定な板の上に乗ってバランスをとりながら
投げられたボールを受け取るなどの練習もある。
目としては、アルファベットの書かれた表示板で、
ランプのついた字をすばやく読み取ってボタンを押すなどといった、
ゲームのようなものが多い。
家での練習では、片目ずつで少し離れた壁に貼った
アルファベットの列を縦横に読んだり
(連続した文字を追う、目と口のコーディネーションの練習)、
両手を矢印の方向に合わせて「上、下、右・・」などと
声を出す(目・手・口のコーディネーション、左右の認識の練習)などが
課題に出されている。

「カイネティック」というのだろうか、
視聴覚などのうち一つの感覚だけを使うのでなく、
複数の感覚器官や全身を同時に使って、
脳を刺激するというやり方のようだ。