「検察が印象操作に必死なのは煽り耐性が低いからかも」

http://amrita.s14.xrea.com/d/?date=20060130#p01
圏外からのひとこと(2006-01-30)
 


ちょっと一般化すると、世の中に秩序があるのは、
感情的な納得感とシステムへの信頼を大半の国民が持っているからだけど、
どちらに力点を置くかに関して、デジタルディバイドがあるのだろう。
ネットなんかにハマる人間は、世の中に感情的な納得感など持てるものではないと、
ハナからあきらめている。
嫌いな奴が上にいてもいいから、システムが回ってくれればいいと思うのだ。
 
しかし、たぶん、そういう行動原理ではエラくなれなくて、
エラくなる人は、感情的な納得感に重点を置いて、自分を律している。
そして、それが自分の権力の基盤だと思っている。
だから、好かれないと不安になるし、
それは漠然とした不安ではなくて、具体的に権力を失うことに直結した悪夢なのだ。
そして、システムを建て直すより、国民の感情を変えようとする。
 
このすれ違いを「煽り耐性」を基準として可視化、モデル化することで、
日本の政治的な事象がシンプルに見えてくるかもしれない。
 
 煽り耐性って視点が素晴らしく面白いw。やられました。
っていうか、今回の捜査の過程で容疑者のプライベートな情報が、
あれだけ大量に"おそらく検察によって"リークされているってのは、
明らかになにか変(PC内に集団でHした写真があるらしいなんて情報までリークされる)だけど、
煽り耐性の低い「厨」的な行動と思えば、ある意味納得がいくよw。

 ついでに、ちょっと脱線すると、
ひろゆきと小泉さんがしぶといのは、煽り耐性が超人的に強いため、
一般的な権力者に通じる決め技がなかなか通じないから?
 
なお、このモデルは陰謀論と両立しないものではなくて、
むしろ、裏世界の人も権力者の「煽り耐性」の低さ
(感情論的権力喪失への過剰な恐怖)につけこむことが多いのだと思う。