論文はあっという間に翻訳される・小説は翻訳に時間がかかる・詩や俳句の翻訳はセンスがいる。

 日本で「日本語」に囲まれた空間で生活していると、
言語の国籍感覚と自国籍の感覚ががかなり「ちゃんぽん」というか、
「わやくちゃ」とか「てんやわんや」に近い状態が
ある種の"国籍イメージコンプレックス"と複雑に絡み合って、
日常化してくる。日・英・仏・漢・ハングルなどなどなどなど…
 
 そう考えると、なんか言葉がわかりにくい場所へ海外旅行に行くと面白そうだなぁ、
私の場合。そういう場所でどんな風に空間を認識するんだろう。