3Dゲームファンのための「ワンダと巨像」グラフィックス講座

http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20051207/3dwa.htm


 巨像にしがみついている際に、巨像が大きなアクションを行ない
「空」→「巨像の体の上」→「地面」というふうに
目まぐるしく視界が移動する際には、
視界が地面に映った場合にも空の強輝度が残って見える。
視点を激しく動かしたときにも同様の効果が起こるが、
これは人間が強輝度のものを見たときに起こる
残光現象のような表現になっている。
これは、モーションブラーではなくて、
疑似HDR表現の強輝度表現エフェクトが遅延して消えていく過程で、
“あまりにも視界の動きが激しいと残って見えてしまう”という、
偶然の産物なのだそうだ。
意外にも効果的なビジュアルになっているので、
調整を行ない残しているということ。
 
 実際の光源がかなりショボイ場合に「強輝度」を再現する場合に
なんかうまく使えそうなエフェクトかもしれない。
 上手く使えば、体感よりも実際の輝度をかなり押さえることで、
ゲーム中や映像視聴中の「光疲れ」などを回避しやすくなるのでは?。