『Googleと競合することを避けるばかりではなく、たまには本気で競合することについても考えてみると、おもしろいかもしれないな。』

http://www.ce-lab.net/ringo/archives/2005/08/25/index.html#a000082
タイトルは、『Ringo's Weblog』「Googleについてさらに考える1」
 


人類が解決していかなければならない問題が100あるとすると、
泥臭い、湿った、霧につつまれた問題が、実は98ぐらいを占めるはずだ。
泥臭い問題とは、たとえば、医療とか、エネルギー問題とか、
貧困とか、ハードウェアとか、都市開発とか、戦争/紛争とか、
水資源の問題とか、人口問題とか、
農業/食料/生物資源とか、宇宙開発とか、歴史とか、
教育の問題とか、宗教とか、差別とか、
国境とか、お金とかの問題である。
のこりの数%が、臭くない、乾いた、霧が晴れている問題で、
いま現在、GoogleやYahooやMicrosoftがしのぎを削っている部分である。
コンピューターに魅せられ、しかも能力をもつ人が、
乾いた世界の外に広がる、もっとでかい問題空間に興味をもって、
そこでコンピューター操作の能力を発揮したくなるような
発見のしくみを作ることができれば、Googleによる不安は減るのではないか。
泥臭い部分において、コンピューターの利用はまだまだ、まったく足りない。
簡単なハックはそこそこにしておいて、さっさと、
自分から泥につっこんでいけばいいのだ。
 
 昨日のムシキングの話題
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20050830/cedec_02.htm
CESA DEVELOPERS CONFERENCE 2005レポート』
セガ植村氏、「ムシキング」成功のノウハウを語る
ムシキングにおけるアーケードとコンシューマのアナログ的連動」 」
 
について、タイトルをわざわざ
http://d.hatena.ne.jp/workshop/20050901#p6
セガが給料を支払っている「プロゲーマー」90人。」
に変えて引用したのを"鋭く突っ込んで"くれた人の数が、
このはてな日記を見た人の中でも思いの外少なかったのが
ちょっと残念だったのですが、この記事を見て、なんか少し自信がつきました。
(けど、一件だけでもトラックバックがあったのは嬉しかった。)