最近、廃品パソコンの収集活動を始めた。(中略)これは冗談ではなく、真顔で新しいジャーナリズムメディアを作ろうとしているのだ。

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 「武田徹オンライン日記」、7月19日より。
 

 わが東大ジャーナリスト養成コースは、最近、廃品パソコンの収集活動を始めた。ったく、何やっているんだと思うかもしれないが、これは冗談ではなく、真顔で新しいジャーナリズムメディアを作ろうとしているのだ。
(中略)
廃品を拾っているのは、可能な限り安い価格でメディアを立ち上げるためだ。予算がないということももちろんある(笑)。しかし、それだけでない。自分たちの独自財源でやれない範囲をどこかで充当するとなると、その引き替えとして出資元の意向に縛られる。レンタルサーバや大手プロバイダの軒を借りる手もあるが、やはり窮屈になる可能性がある。そんな不自由さからどこまで離れてメディアの立ち上げができるかを一度やってみたかった。

 
 志としては立派ですが、手法としてはBestではなく、Betterに近いと感じました。
(まあ、東大のような構内で廃棄PCを拾うことはかなり容易だと思いますが..。)
 
 廃品パソコンを収集するだけでなく、激安中古をアキバやヤフオクで「買う」。あるいは有志から「貰う」って手段もあります。
お金をかけないのは立派ですが、少々のお金を使って労力を節約して「リーズナブル」にできる部分もあります。 
 最適の手段を選ぶのが、独立ジャーナリズムを維持していくことに結びつくのではと思いました。
 
 
 
 けど、東大で廃棄PCを漁っている学生達が、理系以外から出てくるのは
教育効果として非常に効き目があるだろうと感じました。
 最近の廃棄PCってちょっとしたサーバ目的なら、
HDDの寿命*1さえ気にしなければ十分使えますから。
 

*1:こういうブツは突然のHDDクラッシュによるデータ紛失が怖い