(ネタ・・・・なのか?)なんかすごいぞ『オンリーワン政策』。

 海外盤CD輸入禁止問題で、輸入禁止推進派らしいとの情報がある
衆議院議員甘利 明(自民党)のサイトから。
オンリーワンという言葉はSMAPの曲(作詞作曲:槇原敬之)のあれから援用したのだろうけど、
この使用法を見たら「多様性を志向」する槇原敬之は怒るだろうなぁ。

衆議院議員 甘利 明 知財立国 強い日本 熱き想い
http://www.amari-akira.com/omoi.html
 この文章の終盤下線部に注目(アンダーラインは私が付けました)

 5年前からこのテーマに取り組み、提言を取りまとめ、平成14年1月に『知的財産国家戦略−知財立国宣言』として小泉総理に提案いたしました。それが施政方針演説に盛り込まれ、本年3月、ついに内閣に「知的財産国家戦略本部」が設置されることになったのです。特許や著作権を戦略的に駆使して産業の競争力をつける、たとえ高くても日本のモノを使うしか方法がない「オンリーワン政策」の構築です。
 世界一高い賃金で、世界一豊かな国でありながら、世界一国際競争力のある国。そんな日本を創ります。

 
 ぶははは、しっかし「オンリーワン政策」ってこういうことなのか。
 日本が最先端の使える技術やイカス音楽を作り出してそれを市場に広めていくというのではなく、
日本国内では、世界中からやってくる安価もしくは無償で使い勝手のいい*1技術や輸入盤CDやらを規制によって"排除"することで
日本国内で"のみ"オンリーワンを目指すというのは思いっきりやばいんでないかと。*2
 
 この調子で次々に政策を出されると本気で怖いなぁ。

*1:例えばオープンソースで開発されたLinuxのようなもの

*2:日本国外のおもろい流れからは取り残される・隔離される可能性は高い。