「マスメディアに出ろ、さもなくば黙殺と言う圧力。」

 今回のイラク人質事件での自作自演説を流す人たちに家族の露出ぶりの多さと、
自衛隊派兵反対」の"宣伝塔"の役割をしていることへの揶揄をする向きもありますが、
 遠隔地で人質を取られていて、「自衛隊撤退」が数少ない人質解放条件のひとつ、
そして早い段階で首相が自衛隊撤退はあり得ないと宣言したことと、
マスメディアによるイラク現地からの情報がほとんど来ない中で
マスメディアによるとんでもない量の取材対応への圧力
(と世間を「お騒がせ」したことの謝罪要求)があったことと、
普段マスメディア露出が少ない人々(団体)ゆえのメディア戦略の悪さが
画一的な対応が大量に露出する結果、このような事態になったことは
不幸でした...現実は不幸じゃすまされない事態になっているわけですが。
 
 2chなどの閲覧層に見られるマスメディア嫌いとサヨク嫌いが、
今回は一部でかなり「暴走した」っぽいことも注意しなければなりません。
 
 あと、誘拐犯側が日本の報道状況をネットでチェックしている可能性について
マスメディアはそんなことは知らないなんて言わせませんよ。
 誘拐された人々の家族が「会見を拒否した・あるいは言動に"展開"があった」なんてことが報道されて、
その情報が誘拐犯に伝われば、誘拐犯側に対して大きな疑念を与えます。