Linda^3(リンダキューブ)というゲームについて。

ASIN:B00005OV64
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005OV64/
 
http://www.linda3.co.jp/game/linda.shtml
http://www.linda3.co.jp/column/index.html
 
 リンダキューブは、PCエンジンのハード末期1995年に発売され、
その後、1997年にプレイステーション版が発売され、
さらに後にセガサターンに移植された、
一旦はまると気が済むまでやり込み続ける可能性のたかい、
いわゆる「中毒性の高い」ゲームです。
 桝田省治さんが深く関わっているので、まあそれも当然ですが(w。

 このゲーム、ある一面で見るとゲームバランスがかなりいい意味で全く取れていなくて(w、
もとい、異様に自由度が高く最初からかなり好き放題できてしまうので
やり込み出すとほとんど「目的のためなら何でもやってみる」プレイになり始め、
その泥沼にはまると数ヶ月は他のゲームはよそに行ってしまいます。
 

普通のRPGなら、ここでゲームデザイナーの思惑は大きく外れ、バランスはボロボロということになる。だがリンダのバランスは、その程度のことではへこたれない。なにしろゲームデザイナー自身に、そんな高度な思惑がハナからないのだ。外れようがないゼ。

(http://www.linda3.co.jp/column/sub.4.0.html)
 

リンダでもっとも苦労しているのがバランスをとること。モンスターのパラメータの何%が武器の強さになるか、っていうのは三ヶ月くらい悩んだ。ちょっとずつずらしてはやってみて。そこのバランスだけなんだよねあのゲームって。
 あとは経験値。経験値もすごくいい加減なんだよ。自分が強くなったときに弱いヤツを相手にしても、経験値あがらないし。固定の経験値ってないんだよ。
 自分の強さと敵の強さを見て、経験値を引き出す式を作った。そこの数値を決めるのも時間がかかった。だけど、基本の式は単純。そこのバランスにかかっている。金のバランスはいい加減なんだけどね。

(http://www.linda3.co.jp/column/sub.4.10.html)
 
 このゲームのキモは、一見どーでもいいように見えるアイテムやテクニックが
ある局面に置いては予想も付かない展開を見せて面白さを発揮するように
色々なアイデアが濃密に詰め込まれているということです。
 プレイヤーが面白いやり方を探せば探すほど雑多な要素が色々組み合わされていき、
なんだか新たなバランスが"できてしまう"というのが
Linda^3の面白さの真骨頂です。
 
 で、異様に凄い手法を使う攻略記事ばかりの関連リンク。
http://awa.ws.dk-style.jp/index.htm
http://www.tatsuno-otoshigoro.tv/
http://www.linda3.info/